プレゼント対象映画 『 自虐の詩 』
 
『 自虐の詩 』

■STORY
■STAFF&CAST
 大阪・通天閣のふもと。ひなびたアパート「パンション飛田」では、今日もいつもの音が響く。イサオがちゃぶ台をひっくり返す音だ。イサオは無口な乱暴者で酒飲み、その上ギャンブルに明け暮れている。
 幸江の不運と貧乏は、実は今に始まったことではない。物心つく前に母が家出し、男手一つで幸江を育てた父・家康は、飲んだくれで借金まみれだった。ある日事件が起こる。家康が愛人と新婚旅行に行くために銀行強盗をして捕まってしまったのだ。
 さて、今日も今日とて、イサオのちゃぶ台返しは続く。折角作ったトンカツも、無理して大枚をはたいて買った寿司も全てひっくり返された。しかし、見かねた隣に住む後家のおばちゃん・小春に別離を薦められようとも、「あんな奴と別れて、俺と一緒になろう」と、幸江が働く食堂・あさひ屋のマスターにしつこくプロポーズされようとも、幸江はイサオと一緒にいられるだけで幸せだった。
 イサオがパチンコで大フィーバーを出した同日、幸江は医者からおめでた3ヶ月であることを告げられる。喜んでイサオに報告する幸江だったが、イサオは黙って幸江の元から去っていった。
 数日後、身重の体で働き続ける幸江は、歩道橋から滑り落ちる。生死の間を彷徨う幸江の頭の中では、過ぎ去った出来事が走馬灯のように駆け巡っていた。 そして目を開けた時、そこに見たものは・・・。
監督/堤 幸彦
1955年愛知県出身。95年のドラマ「金田一少年の事件簿」以降、従来のドラマとは明らかに一線を画するトリッキーな作品を生み出し、99年「ケイゾク」、00年「池袋ウエストゲートパーク」、「トリック」と立て続けに時代を象徴する話題作を世に送り出した。06年には『サイレン』、『明日の記憶』、『トリック劇場版2』、07年には『大帝の剣』が公開され、今秋『包帯クラブ』が公開。笑いから、涙まで、そしてメディア、ジャンルに関わらず見事に描き続けるヒットメーカー。

出演/中谷美紀
1976年東京都出身。93年TVドラマ「ひとつ屋根の下」で女優デビュー後「女医」、「永遠の仔」など数々の作品に出演。映画デビューは、大森一樹監督『大失恋。』(95)。同年、利重剛監督『BeRLiN』で初主演。中田秀夫監督『リング』(98)・『リング2』(99)、飯田譲治監督『らせん』(98)など話題作に次々に出演。滝田洋二郎監督『壬生義士伝』(03)では日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、その地位を確立する。堤幸彦監督作品への出演は、TVドラマ「ハルモニア」、「ケイゾク」、映画では『ケイゾク/映画Beautiful Dreamer』(00)以来となり、各方面より注目が集まっている。

出演/阿部 寛
1964年神奈川県出身。大学在学中にメンズノンノのモデルとしてデビュー。創刊より3年7ヶ月表紙を務める。87年、佐藤雅道監督『はいからさんが通る』で映画デビュー。94年、渡辺武監督『凶銃ルガーP08』で日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞。02年、TV・映画等の活躍に対してギャラクシー賞個人賞受賞。近年の出演作として、藤田明ニ監督『アジアンタムブルー』(06)、馬場康夫監督『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』(07)、堤幸彦監督『大帝の剣』(07)等がある。また、堤幸彦監督作品「トリック」シリーズの上田次郎役は根強い人気を誇り、本作での堤監督との再タッグに期待が高まっている。

■INTORODACTION
 堤幸彦×中谷美紀といえば、「ケイゾク」(99年テレビドラマ放送、00年劇場版公開)。堤幸彦×阿部寛といえば「トリック」(00年テレビドラマ放送、02年、06年劇場版公開)。乗りに乗った三人の、最強のコラボレーションで作られた映画、『自虐の詩』が遂に完成を迎えた。原作は、「週間宝石」で連載(85年〜90年)された業田良家の漫画である。この作品は4コマ漫画でありながら、哲学的な深い人生観を描き出した作品として「日本一泣ける4コマ漫画」と大絶賛された伝説の作品だ。
 健気な妻・幸江と無口な夫・イサオとの一風変わった愛や生活の様子を面白おかしく描き、必殺のオチはイサオのちゃぶ台返し・・・というお決まりのパターンを重ねていきながら、やがて物語は大河小説の態をなし、一発逆転大ホームランを放つ。
 『自虐の詩』は、一見、ギャグ、CG満載のぶっとんだバラエティのように見えるが、実のところ生活の中のリアルな笑いを描いてきた堤幸彦監督の真骨頂である。濃い面子によるリズミカルな大阪下町貧乏コントに笑い転げていると、いつしか、幸江とイサオの愛の姿に号泣させられてしまうのが、この映画の奥深さ。イサオのちゃぶ台返しにも似た、監督・堤幸彦の高度な技が見事に決まるのだ。
 笑いの中に人間を描くこと―――堤幸彦監督がこれまでにやってきたことが、「自虐の詩」という原作と出会い、昇華したといっても過言ではない。これは堤版「平成・夫婦善哉」である。ラストに流れる安藤裕子の主題歌「海原の月」の心地よい曲が物語に一層の深みをもたらし、笑いあり、涙ありの怒涛のエンターテイメントがここに誕生した。 
■CHECK

10月27日より、名古屋ピカデリーにてロードショー!

オリジナルサイト http://www.jigyaku.com/index.html

『 自虐の詩 』ピカデリー専用招待券10組20名様にプレゼント

応募締切:2007年10月19日(金)
応募はこちら!
この招待券の応募期間は終了致しました


Back number


中日本興業株式会社
〒450-6215 名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
ミッドランドスクエア 15F
message@nnk-cinema.co.jp