ネタバレ

リゼロ2期(アニメ)全ネタバレ最終回結末!聖域編4章を原作ラノベで考察も【Re:ゼロから始める異世界生活】

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2020年7月からスタートのアニメ2期となる「Re:ゼロから始める異世界生活2nd season」こと「リゼロ2期」。

今回は小説ラノベの見た私が、アニメで放送されると思われるリゼロ2期の4章聖域編、WEBだと「永遠の契約」となる全ネタバレ内容をわかりやすくまとめ、気になった点を考察しようと思います。

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リゼロ本編ネタバレ
9〜15巻(4章聖域編) 16〜20巻(5章水門都市プリステラ編)
21巻(6章プレアデス監視塔編) 22巻(6章プレアデス監視塔編)
23巻(6章プレアデス監視塔編)
リゼロ外伝小説ネタバレ
アポカリプスガールズ 剣鬼戦歌
氷結の絆 紅蓮の残影
魔女のアフターティーパーティ

次のページ(14,15巻)

目次

「リゼロ2期アニメ聖域編」のあらすじ

エミリアがルグニカで王戦がスタートする中、スバルはエミリアとの約束を反故にしルグニカに来てしまい、ユリウスとの私闘で敗北してしまい傷を負います。

そんな中、魔女教がロズワール邸に迫っていると知ったスバルはエミリアを救うべくペテルギウス率いる魔女教との戦いに紛争します。

しかし魔女教との戦いの最中出てきた白鯨に阻まれてしまいます。

そこで白鯨や魔女教に対抗するべく王戦候補者たちに声をかけて協力を仰ぎます。クルシュ陣営とアナスタシア陣営と手を組むことに成功したスバルは、白鯨の出現位置を教え討伐方法を考えます。

死闘を経て白鯨を倒すことに成功したスバル達は、ヴィルヘルムやユリウスらを率いてペテルギウス率いる魔女教との戦いに。

スバルはペテルギウスの他人の精神に乗り移る能力を見破ってついに討伐に成功します。エミリアや村の人々を救ったスバルは、再びエミリアと再開し、想いを告白します。

そして、エミリアと和解したスバルでしたが、レムの話をすると衝撃的な一言を言われてしまいます・・・

死に戻りの能力で様々な危機を乗り越えてきたスバルですが、さらなる試練が待ち受けてきます。

新キャラでは以下の声優が決定しています。

エキドナ:坂本真綾
ガーフィール:岡本信彦
リューズ・ビルマ:田中あいみ
フレデリカ:名塚佳織
レグルス・コルニアス:石田彰
ライ・バテンカイトス:河西健吾

「リゼロ2期アニメ聖域編」のネタバレストーリー

そしてここからがネタバレとなります。簡易的にまとめており、かなり端折っていますのでご理解お願いします。原作小説では、10巻〜15巻までの内容になります。

こちらの動画でもネタバレを確認できます!



「リゼロ」10巻ネタバレ

レムとクルシュが大罪司教に襲われる


ペテルギウスを倒したスバルは、エミリアや子供達の乗る竜車の中にある爆発する魔石を取り出し遠くへ持って行きます。爆発後、なんとか生き残ったスバルはエミリアに告白をします。そして竜車で帰路に着きます。

スバルはエミリアに告白した一方、レムにも好きだと言われた事を話します。しかしエミリアは「レムって誰のこと?」と言います。

場面は戻り、白鯨討伐戦から5時間後クルシュとレムはスバルたちとは別に竜車に乗っていました。そんな時、いきなり何者かに襲われクルシュの臣下達は一瞬でやられてしまいます。


クルシュは目の前にいた男に左腕を切断されます。さらに近くにはもう一人討伐隊を一掃していた人がいました。その2人は魔女教大罪司教の強欲担当レグルス・コルニアス暴食担当のライ・バテンカイトスでした。レムは一人になったものの戦おうとします。

場面は戻り、眠ったレムの前にスバルはおり、さらにそこには記憶をなくしたクルシュもいました。スバルはフェリスやヴィルヘルム達と事の経緯を聞きます。

討伐隊の半分は死亡し、獣人傭兵団は個々の判断で撤退。王都の騎士団を連れて戻るとそこには大罪司教は既におらず残ったのは犠牲者とクルシュのように記憶がなくなった人だと言います。ヴィルヘルムによると大罪司教の権能で間違いないと言います。

レムの周りの人の記憶から消えた現象は白鯨に似た結果だと言い、白鯨は暴食の係累だと言われていることからも現場には暴食がいたという話しに。そしてレムの身体は「眠り姫」状態で眠ったまま歳も取らず、目覚めた実例はないとのこと。

そして大罪司教の話を聞く。6人の魔女の大罪を冠している大罪司教は嫉妬の魔女の復活を目的にしているという。嫉妬の魔女は死んでいなく、現在も大瀑布の封魔石の祠に封印されているとか。賢者と龍、剣聖の力を持ってしても封印することしかできなかったという。(アニメではカットの話)

封印を壊して出してしまえばいい、それをせずにハーフエルフが出るたびに破壊と虐殺をする魔女教徒の目的がわからないというスバルに、祠へ直接行こうにも大瀑布の傍ではマナの働きが著しく低下し、魔女の瘴気に耐えられる存在はいないという。

そして物理的に賢者の監視網も抜けることができないという。賢者シャウラは今も大瀑布近くのプレアデス監視塔におり、魔女復活を目論む輩がいないか目を光らせているというのがヴィルヘルムの話。

スバルは魔女教とぶつかるしかないと話すも、フェリスは同盟をなかったことにしないと提案します。それは魔女教に狙われ続けるエミリアとこれ以上傷つけたくないクルシュを一緒にいさせたくないとのことでした。しかしクルシュは同盟の解消は望むところではないとのことで関係はこのままになります。

その後、ヴィルヘルムは妻につけられた治らない傷が復活してきたといい、妻に関係する誰かが近くにいたということで自分もそれを確認するためにも魔女教を追わなくてはいけないと話します。(アニメではカットの話)

わからないことだらけの話にスバルはレムの部屋へ行く。するとそこにパックが現れる。そして暴食の権能、名前と記憶を食べることについて聞く。そして大罪司教を倒せば取り戻せるかもしれないという可能性が。

スバルは王都に戻りレムの惨状を見た時、どうしても取り戻せないと感じた時、自分の喉を短刀で突いた。しかし死に戻りした地点は寝台に横たわるレムの目の前だった。復活地点が更新されレムを救えなかった。(アニメでは復活地点が竜車に変更)

そしてスバルは決意する。必ずお前を取り戻すと。

ロズワール邸に戻る

しかし、屋敷に留まっていても進展はないとして、スバル達はロズワール邸に戻ることにしました。

そしてまずアーラム村に子供たちを送り届けますが、なぜかラムが聖域と呼ばれる場所に避難させていたはずの住民はまだ一人も戻っていませんでした。

そこで聖域の場所をエミリアに聞きますがエミリアも聖域の場所は知りませんでした。そしてロズワール邸に向かいます。

扉を開けると知らないメイドが立っており、笑うとギザギザの歯でした。彼女はフレデリカといい、スバルが来る少し前まで屋敷にいたとのことです。ラムに呼ばれて戻ったもののもぬけの殻だったとのこと。

そして魔女教対策に関してロズワールはどう考えていたのかとフレデリカに聞くと、信頼していたのはラムと禁書庫の大精霊のベアトリスだと言います。そこでスバルはベアトリスの元へ行きます。

まずペテルギウスの福音書をスバルは見せるとベアトリスは「お前もベティーを置いていったのかしらジュース・・・」と言います。怠惰を殺したのなら魔女因子はどうなったかベアトリスはスバルに聞くも降りかかる火の粉を振り払っただけだと言い、何も知りませんでした。

ベアトリスはロズワールは何をして。。。と考えるとスバルは聖域にいると話します。するとスバルが知りたいことは全て聖域にある、半獣の娘が導くと言います。

そしてエミリアがフレデリカに聖域の場所を聞いたようです。

そして2日後ペトラがメイドとして屋敷に来たようで、レムのお世話はフレデリカとペトラに任せることになりました。

聖域に行く前にフレデリカは「青い輝石の首飾り」をエミリアに渡し、ガーフィールという人物に気をつけてと言います。

聖域と強欲の魔女

そして聖域に向かいます。竜車に乗っていると突然エミリアが持っていた青い輝石の首飾りが光出します。スバルは嫌な予感がしてエミリアから取り上げます。するとその瞬間エミリアは倒れてしまいます。

そして光が収まり目覚めた時、スバル一人になっており、別の場所に転移されられたようでした。すると目の前には10歳ほどの小さい少女がおり、エルフのように長い耳をしていました。スバルは話しかけますがすぐに逃げてしまいます。

スバルは少女を追って進むと遺跡のような場所にたどり着きます。遺跡の中に進むといきなり誰かが声をかけてきます。

スバルは振り返ると遺跡から転移したようで、そこには草原にテーブルでお茶をしている美少女がおり、強欲の魔女のエキドナだと名乗ります。

転移について聞くと肉体的な空間移動をしたわけではないと言い、茶会に招かれただけだと言われます。そしてスバルは茶を飲みます。するとそれはぼくの体液だと言われます。

そしてこの場所はエキドナの死後の魂が囚われている墓所だと言います。そして精神だけ転移するなんてありえないと思っていそうなスバルに「君はここに似た空間を知っているんじゃないかい?」と言います。

エキドナは何を聞きたい?とスバルに言い、そんな中スバルは少し苦しくなります。それはさっきのお茶が魔女因子に働きかけて抵抗力を強めたとのこと。

数日前に魔女因子の持ち主(ペテルギウス)を殺したから新たな依り代にスバルを選んだと言います。ここに入って無事なのもそれが理由だそう。しかしスバルは例外だそうで色々なものを飛ばしてここに来たそう。

本来なら知っている墓所や聖域も知らなさすぎると言うとスバルは聖域を知ってるのかと凄みます。遺跡の外の森は聖域だと聞くと今すぐ出てエミリアと合流しないとと言います。

エキドナは世界中の人間が知識を欲しがるのにもう聞きたいことはないのかと言います。エキドナは残念がります。そして対価に求めるのは「誓約」で茶会での出来事は口外禁止だと言います。

そして最後に聖域の試練に挑む資格を与えようと言います。そして外に出されます。

聖域に到着

スバルは目を覚ますとエキドナの事は忘れていました。誰かに聖域はこの外だと言われたようだと思い、外にでるとそこには歯がギザギザの男がいました。

するとエミリアがいる竜車に投げ飛ばされます。オットーがうまく竜車を操作してキャッチしたようでした。エミリアはまだ倒れていました。

さらに襲われそうになるとスバルはフレデリカのロズワール達の関係者だろと話すと攻撃を辞めます。自分たちもロズワールの関係者だと話すと、自分はガーフィールだと名乗ります。

そしてガーフィールと竜車で聖域に向かう途中にエミリアも目を覚まします。そして結界は既に超えたとガーフィールが話すとスバルは青い輝石のことを思い出します。しかしガーフィールは石は関係なくエミリアだから結界に反応したと言います。

ハーフエルフだから反応したそうでガーフィールも同じように混血で、聖域は亜人族の中でも混血が暮らす場所だとのこと。

聖域に到着すると行き場がない連中が暮らす悪趣味な実験場だと言い、強欲の魔女の墓場だと言います。スバルはエキドナのことを忘れており、強欲の魔女について聞くと、エミリアはすごく昔に嫉妬の魔女以外に6人の魔女がいたことを話します。

しかし嫉妬の魔女以外は全て喰われたとのことです。そしてそこにラムが現れます。そしてロズワールがいる場所に案内されるとロズワールは大怪我をしていました。

そしてロズワールは、ここは強欲の魔女エキドナの最後の場所で私にとって聖域と呼ぶべき土地だと言います。そして聖域はメイザース家が代々管理してきた土地で当主はロズワールの名前を襲名するのだそう。

そして結界によって正式な手順を踏まないと入れないそうで更に混血は特別な効果を発揮するそう。しかしスバルは混血ではない。

そこで青い輝石の話をし、転移し少女と出会ったことを話します。しかし結界を抜けるのに輝石は必要ないそうで、フレデリカがこの輝石を渡したのはエミリアだった為に何か企んでいるのではということでした。

そしてアーラム村のみんなやロズワールが戻らなかったのは聖域に軟禁されているからだと言います。

聖域の結界と試練

そしてガーフィールの話によれば、この軟禁状態は混血の人のみに反応する結界があり、一度中に入れば混血は外には出られないそう。逆にスバルなどの混血ではない人は外に出られるようです。

つまりハーフエルフのエミリアも外に出られない状態でした。そんな中、スバルが転移先の遺跡で見かけた小さなエルフの少女が現れます。しかし印象は違い別人のようでした。

そしてリューズ・ビルマと名乗りこの集落の代表をしていると話します。そしてリューズの話によると混血が結界を通ると肉体と魂が分離するとのことです。そしてロズワールが怪我をした理由は「試練」に拒否された結果だと言います。試練を乗り越えないと結界を解くことはできないようでした。

そして試練に挑むことができるのは混血だけだそうで、それ以外のものが挑もうとすればロズワールと同じ結果になるよう。そしてガーフィールはエミリアが試練に挑めと言います。

結界の解放についてラムはスバルにこっそり解放を望んでいない人もいるということで、もしかするとフレデリカもそれに協力している可能性があるということでした。

そして夜、エミリアが試練に挑むことになりました。墓所の階段に足をかけると緑の光が放たれ、リューズによれば資格ありと認められた証拠だと言います。

スバルは混血なら誰でも受けられるのならリューズやガーフィールも受けられるのかと聞くと、挑むだけならできるが聖域の住人は契約によって結界の解放ができないそう。

そんな中、試練が続く限り光り続けるはずの光源がなくなりました。スバルはイレギュラーが発生したと思いエミリアの後を後先考えず追いました。すると資格がないはずのスバルに緑の光が灯りました。

怪談を駆け上がった先に行くとある部屋に入ります。そしてエミリアがそこに倒れていました。その瞬間スバルの脳裏に「まずは己の過去と向き合え」と声が聞こえスバルの意識は飲み込まれます。

スバルの過去

スバルが目を覚ますと目の前には現世の自室で半裸の父親・菜月賢一がダイビングしてスバルを起こしにかかっていました。さらにそこに朝ごはんを食べると母親の菜月菜穂子もきます。

そして3人で一緒に朝ごはんを食べます。食事を済ませてスバルは自室に戻ろうとすると頭に何かが走り、この朝は何かがおかしいと感じます。

自室に戻り時計を見ると朝の8時前で学校に行こうと思えば行ける時間でした。学校へ行くことの葛藤をしているに時、父親の賢一が町へ誘います。

町では賢一が顔が広く、歩く度に挨拶されていました。そして公園のベンチに2人は座ります。賢一と話していると、突然頭にエミリアの声が聞こえてきますが、誰なのかスバルは思い出せずにいました。

しかし思い出すことができ、賢一に好きな子ができたと話します。そしてスバルは賢一に憧れていました。小中学校はおとなしく過ごしていたスバルは高校進学をして、賢一のように明るすぎるマネをして高校デビューを失敗します。そうして周りから外れたスバルは不登校になります。

賢一に色々告白しているとそこにレムの声が聞こえてきます。そして賢一がスバルに踵落としをします。スバルは両親に見捨ててほしいと行動していたようですが、賢一にとっては全然物足りないものでした。どんなことがあってもスバルを愛していたということです。

そして賢一の性格が常にハイテンションではなく、TPOに応じた態度をとっていたことを知ったスバルは驚きます。スバルは様々なことを告白し、賢一にこれからのことを話された時に泣いてしまいます。その後、賢一とは別れます。

家に戻ったスバルは学校の制服を着ます。そして家にいた母親の菜穂子と話します。制服を出してくれと言った時には驚いたと話す天然な菜穂子とマヨネーズの話をしたりして、家を出ようとすると菜穂子も一緒にコンビニまで行くとついてきました。

菜穂子は子供は親が思ってるより見てるというけど親も子供が思ってるより見ていると言います。そしてお父さんみたいにすることを辞めたのねということを話します。菜穂子は誰かわからないけど、スバルを前に進めさてくれたと感じます。

スバルは結局2人に何もできないままというと、菜穂子は何かしてほしいから産んだのではなく何かしてあげたいから産んだのだと言います。そしてまたスバルは泣きます。

そして学校へ向かう道で菜穂子と別れる時、行ってきますと行ってスバルは菜穂子と別れます。

学校に行ったスバルはなんと教室で制服姿のエキドナを見つけます。エキドナはスバルは試練を乗り越えたと話します。そこで試練は全部で3つで、今の過去と向き合う試練は1つ目だと言います。

そしてスバルはエキドナにたとえ本物の両親でなくても伝えたいことは言えたからとありがとうとお礼を言います。そしてスバルは覚醒します。

ロズワールとの話し合いと腸狩り

目を覚ましたスバルは横にいたエミリアを覚醒させ、試練で相当同様していたエミリアをなだめます。その後、ロズワールとラムに会い白鯨や大罪司教を撃退したこと、アーラム村の住民を先に解放したいと話します。そしてロズワールが魔女教対策をしていなかったことにスバルは憤慨します。

それに対しロズワールは自分に魔女教が相対さないように誘導し、スバルやエミリアの手柄となるように誘導したと言います。それを聞いたスバルは激昂します。

その後、エミリアと再会し試練が3つあるということを伝えます。そしてスバルとオットーはアーラム村の住民を聖域の外へ連れて行きます。道すがらガーフィールはスバルが代わりに試練を受けてクリアすればいいという話をした後、フレデリカにもらったものと同じような青い輝石を渡されます。

ロズワール邸に着くと誰も出迎えてくれず、なぜか全ての部屋の扉が開いていました。まずはレムの心配をしたスバルは屋敷の中を調べていきますがそんな時に腹を切り裂かれます。そこにいたのは腸狩りのエルザ・グランヒルテでした。

「リゼロ」11巻ネタバレ

ロズワール邸で死に戻り

エルザに殺されたスバルは死に戻りをします。覚醒すると墓所で隣にはエミリアがいました。スバルが第1の試練後に目覚めた所までループしていました。

エミリアを覚醒させ、同じようになだめた後ロズワールらと合流し、今回はスバルが試練を突破したことや試練は全部で3つあることを皆の前で話します。そしてエミリアのつらい様子からもスバルが代わりに試練を受けるという提案をしました。

しかしガーフィールは『エミリア以外試練を受けるのは反対』だと言い以前のループとは違う発言をします。その後話は一旦中断し、スバルはその後ガーフィールとリューズと話しますが結局試練に挑むことは認められませんでした。

その後、前回のループ同様にロズワールに白鯨や魔女教の撃退の件を話し、アーラム村の住民の解放の話をします。そしてロズワールからガーフィールにアーラム村の住民の解放の話するようにとお願いします。

そして、エルザの件とフレデリカが敵なのかどうかを確認するためにも今回はスバル一人で聖域の外に出るとロズワールに話します。その話をするとロズワールはラムを連れていきなさいと話します。

聖域を出る前にまたガーフィールに出会い、そこで青い輝石をもらいます。

フレデリカの真意

そしてスバルとラムはロズワール邸に到着します。今回はペトラが出迎えてくれ、レムの安全も確認し、フレデリカと話すことができました。

そしてガーフィールからもらった青い輝石を見せ、結界を通った時に転移した件について聞きます。するとフレデリカは転移のことなど知らず、青い輝石を持たせたことは誓約で話せないと言います。そしてラムが加わり話し合いフレデリカを聖域に連れていけば、指示した相手がわかるという話になり連れて行こうと話が決まります。

そんな時エルザがペトラを人質にとって現れます。ラムが魔法で攻撃、フレデリカが部分獣化して攻撃をはじめます。そしてタイミングを見図りスバルはシャマクを使い辺りを暗闇に包みます。

しかしシャマクの副作用なのかスバルは倒れそうになりますがフレデリカにや屋敷の庭園に連れ出されます。しかしエルザは闇雲に攻撃をしたおかげでフレデリカは負傷します。

そしてラムがいう今の最善の選択がベアトリスとレムと置いて4人で脱出することだと言います。しかしレムとベアトリスを助けに行くということになり、その時間を稼ぐためにフレデリカは完全に獣化します。

フレデリカがエルザの元へ向かう間にスバルは屋敷に戻りますが、前回のループ同様に扉が全て開け放たれていました。急いでレムの部屋に向かおうとした途端に窓をぶち破って魔獣が現れます。

ラムが魔獣に攻撃をして逃げます。ギルティラウという魔獣だそうですが角が生えており、魔獣は通常角を折った相手に従う習性があるそうですが、今回は角がありました。そしてアーラム村を襲ったウルガルムの魔獣使いを思い浮かべます。

ペトラと一緒に逃げようとしたスバルがでしたが、魔獣の攻撃で天井が崩れたのかスバルは意識が遠くなり、パトラッシュに抱えられていました。しかしパトラッシュは魔獣にやられスバルごとふっとばします。そしてスバルが掴んでいたペトラを見ると、ペトラの肘から先がなくなっていました。

そこにエルザが現れ、これ以上メィリィに取られてしまうのも癪だからと言いいますが、スバルが殺されてたまるかと開いた扉の先は禁書庫でした。

ベアトリスと福音書

ベアトリスと出会ったスバルでしたが、もう何もかも遅いと言われます。そしてスバルを治療しようとしますが、死に戻りができなくなるために、スバルは死のうとします。

そんな中、魔女教が持っているはずの福音書らしきものがあるのを見つけます。スバルはなぜそれがここにあるのか聞くもベアトリスはその質問に答える指示はされていないと言います。

そしてベアトリスは何もかも福音書に書かれていることに従うと話します。お母様との繋がりのためだけにと話します。

そこに扉を開けてきたエルザが現れます。そして死にゆくスバルに追い打ちをかけるようにスバルを殺します。

そしてスバルは死に戻りをして墓所で目覚めます。そして隣にいたエミリアをまた目覚めさせます。

その後前回と同じように時を過ごし、それからガーフィールとリューズと話をします。そしてスバルはなぜハーフなはずのフレデリカが聖域の外にいるのか聞くと、条件に該当しておらずクオーターなんだそうです。ガーフィールとフレデリカは父親が違うとのことです。

そしてスバルは次に聖域の試練は自分が受けると話し、最初に墓所から戻った時1つ目の試練を乗り越えたと話します。しかしそれを聞いたリューズは『おとなしくしてもらわない』といけないと話します。

監禁されたスバル

スバルはどこかわからない場所に拘束されていました。

そして猿ぐつわを外されたスバルはガーフィールに魔女教徒が!と言われます。スバルからは魔女の瘴気が出ており、墓所を出てから強くなったと言います。

その後スバルは長い時間監禁されることとなります。誰かわからない人が食事が持ってきて、猿ぐつわを外した途端しゃべる隙を与えずにスープを強引に飲ませます。

そして精神的にもひどい状態になった時、そこに誰か現れます。猿ぐつわや拘束を解いてくれたのはオットーでした。そして聞くところによると3日経っていました。

聖域ではスバルがいなくなったことを知れ渡り、特にエミリアが取り乱していたそうです。そしてオットーも今ガーフィールから逃げ回っている途中だと言います。

なぜガーフィールに狙われているかというと、あの日オットーがスバルと会っていたのをガーフィールだと知っていた人だからだと言います。そしてスバルが一番疑問に思っていたなぜ助けてくれたのかという問いに対しオットーは、友人を助けようと思うのはそんなにおかしいことですか?と言います。

そしてスバルが監禁されていたのは『クレマルディの迷いの森』の僻地でした。そしてオットーは火種の元であるスバルを聖域の外に出すという提案をします。

オットーは協力者と森の外で待ち合わせていると言います。そこに行くとラムがいました。

そして聖域を出ようとするとスバルが計画変更だと行ってロズワールに聞かなければいけないことがあるとロズワールの元へ向かいます。

大兎

スバルはリューズ宅に向かいロズワールと会います。そこでベアトリスのことを聞きます。福音書を持っていたから魔女教徒なのかと。

するとロズワールはベアトリスは魔女教徒ではなく、福音書もこの世にたった2つしかない未来を記す「叡智の書」の1冊だと言います。

そして福音書を持っているベアトリスをどう説き伏せたらよいかを聞くと、「ロズワールは質問をしろと言っていた」とそして「その人だ」と言えば良いと言います。

さらにベアトリスと契約しているのはロズワールではなく、禁書庫を守らせているのは別の人だと言います。

それからスバルはラムとオットーとパトラッシュと合流し、ロズワール邸に向かおうとすると、そこにガーフィールが現れます。ラムが相手をすることになり、スバルとオットーだけが聖域の外に向います。

するとなんとアーラム村の村人がスバルの行く道を照らしてくれていました。しかし進んで行くとガーフィールに追いつかれスバルたちはふっ飛ばされます。

スバルをかばったオットーはガーフィールに殺されてしまい、さらにスバルをかばう村人の子供、パトラッシュも殺されます。スバルに手がかかろうとしていた時、転移が起きます。

転移先は監禁されていた建物でした。そこから出るとなんと真っ白の雪の世界になっていました。そんな中、兎のような生き物と遭遇します。スバルが手を伸ばした瞬間、スバルの手が持っていかれます。

そしてスバルはその兎にそのまま食べられ絶命します。死に戻りしたスバルは何が起きたのか思考停止していました。そんな中耳元に「再び資格を得た、招こう、魔女の茶会へ」と言葉が聞こえます。

死に戻りの理解者

スバルはエキドナに2度目の茶会に招待されていました。エキドナは心が砕け散っていたから助けたという話をします。

スバルはここに来たことを忘れないことはできないのかと聞き、対価はなんでも支払うからお前を俺の記憶に隠れるなと言い、エキドナはそれを承諾してしまいます。

そしてエキドナは茶会だからと茶を飲むことを勧め、スバルをエキドナの体液と言われる茶・・・ドナ茶を飲みます。

そしてループしてここに来たことを話に出し、エキドナにとってはすぐに2度目の再会だったはずだとスバルがいうと、エキドナがスバルの記憶を参照に世界を構築していることを悟ります。

つまりエキドナは死に戻りも知っている可能性がある。エキドナは試してみると言いというと、スバルは「おれは死に戻りをしている」と言うと、何も起きませんでした。

それを感じると、スバルは死に戻りの言葉を何度も言い、誰にも言えなかったことが初めて言えた気持ちから泣き始めます。そしてこれまでのことをエキドナに話します。するとエキドナも嫉妬の魔女が起因のものだと肯定をします。

そして死に戻りは、スバルを運命の袋小路に囚われないようにするための権能であり、そこに他者の犠牲は考慮されておらず、これまでのことは全てスバル個人の行動によってもたらされた結果だと言います。

それから兎に殺された話をするとエキドナは暴食の魔女ダフネの負の遺産である、三大魔獣の大兎だと説明します。そして強さより撃退するのが難しいと話し単体が無限に分裂して増える特性があるとのこと。

倒すには全ての大兎を一纏めにして葬るしかないと。そこでエキドナはここでダフネと話す機会を与えると話します。

そしてエキドナはダフネと会わせようと姿を変えると、出てきた魔女にスバルは腕や足をもぎ取られます。その魔女はダフネではなくテュフォンでした。

次に出てきたミネルヴァによってスバルの体は修復されます。

そして次にダフネが出てきて、三大魔獣について聞きます。ダフネは三大魔獣を作り出した張本人であり、大兎は数はいても意識は一個だということを聞きます。

それから茶会から目覚めると、目の前にいるはずのエミリアがいませんでした。墓所からスバルが出ると黒い影に世界が覆われてしまいます。

「リゼロ」12巻ネタバレ

嫉妬の影

スバルの前に現れた影は人形で闇色のドレスを纏っていた。「愛してる」そう囁き続ける。肌にひりつく濃密な瘴気、影に沈んだ聖域の惨状、この世界をスバルは知っている。時の止まった場所で繰り広げられる魔女との邂逅で動けないスバルに影の愛がスバルを支配する。そんな時ガーフが割り込み大地を粉砕する。

状況最悪だぜというガーフは拾わねえわけにはいかねえとスバルの首を掴み空中へ逃げる、その途端、黒い波が大地で爆発する。そしてそのまま逃げ続け、スバルが監禁されていた建物へ辿り着く。しかしスバルは自分を監禁までしていたガーフが助けてくれた事に驚く。ガーフは今大事なのはあれの首を噛みちぎる方法だと言う。

そしてスバルはラム達はどうしたと聞くと影の中だと言う。気づいた時には地面はそっくり影に染まってたとか。リューズもオットーも同じようにだとか。スバルは「どうしてここにいやがるんだ嫉妬の魔女!」と叫ぶ。しかし影はロズワールの屋敷の方を向きこっちを見ない。スバルは影がロズワール邸にいるスバルが愛を向ける可能性を全て奪い去ろうとしているのだと感じた。

そんな事はさせてたまるかと考えた時スバルは思いつく、嫉妬の魔女サテラはハーフエルフだから結界に引っかかると言う。そして思念体などの可能性も考えるがガーフは実体があると言う。そして先回りして結界に向かう。そして結界に到着しガーフは輝石を取り出す。するとリューズそっくりの少女が20名以上も現れた。そしてスバルはこの中で一人は面識があると思った。それは森に転移した時に墓所に導いた少女の事。

そして向かってくる魔女は木や森を水に沈むように影で汚染しやってきた。ガーフは獣化、結界があるものの何らかの方法で結界を無効化し飛び込む。しかし四肢を影で拘束される。そこへリューズの複製体達が一斉に魔女に抱きつくように飛び込む。胴を影で貫かれたリューズだったがそこで爆散した。魔女は影の壁を作り次々を来るリューズの自爆特攻を防ぐ。そこへガーフが拘束を逃れついに魔女へ迫る。しかし完璧な組み立てに見えた攻撃は届かず影に切り裂かれた。

エミリアと同じ顔

残ったスバルに魔女は「愛している、スバルくん」と呼ぶと「その呼び名で俺を呼ぶんじゃねえよ!」と怒る。しかし「愛してる」と連呼し続ける魔女にスバルは「同じ魔女でもエキドナたちの方がまだ愛せる」そう言った瞬間呪言が初めて止まった。そしてスバルを一瞬で影が呑み込んだ。影に肉体が溶け自分の境界が曖昧になる。スバルの意識が遠のく中、右手の手首から熱を感じた。それはペトラのハンカチだった。

闇から必死に上へ上へと足掻く。そして視界が唐突に開け影の世界から生還する。しかしまだ影に吊り上げられ足が地についていない。そこでエキドナが別れ際にペトラのハンカチに触れて意味深な言葉を残した意味がわかった。「こうなるってわかってやがったのか」とスバルは思った。あの影で何が起きていたのか。魔女が影に呑み込んだ全てとあらゆるものが混ざりかけていた。そして再び影に呑まれていく。そしてエキドナがスバルに託した手段があった。そこには光があり、輝く短剣へと変化する。そしてスバルはそれを喉に突きつける。

スバルの自害に嫉妬の魔女が愛以外の何かを叫んだ。そして影に隠れていたベールがほどけ魔女の顔が半分だけ見えた。紫紺の瞳に銀色の髪、見慣れた顔。それが悲痛に歪むのが見えて胸が痛んだ。目の前の少女に告げる。「俺が必ずお前を救ってみせる」そう言った瞬間に命を落とした。

スバルは死に戻りして墓所で目覚めた。横には苦しんでいるエミリアがおり起こそうとした時、自分が震えているのがわかった。それは死の直前に見た魔女の顔。それはエミリアと同じ顔をしていた。その恐怖を今も引きずっていた。スバルは魔女は恐らくエミリアの肉体に憑依する形で聖域に顕現したのだと思った。ペテルギウスが他人に憑依する邪精霊だった事からも魔女が乗り移った可能性をすんなり受け入れられた。

そしてエミリアを起こす。しかしスバルは辛そうな顔をしており逆にエミリアに心配される。スバルは涙を流していた。それはエミリアが魔女に体を奪われず彼女のままでいてくれたことへの安堵だった。「ごめんね、心配かけて」とスバルはエミリアに慰められ続けた。

リューズの複製体

それから皆と合流し話すとガーフは墓所から無事出てきたスバルを心配し、エミリアは今回に限っては試練を引きずっていなかった。そしてスバルはラムにロズワールとの話し合いは先延ばしにしてガーフの足止めをしてほしいとお願いする。

そしてスバルは影に呑まれた時に見た監禁されていた施設の場所を確認しに行く。スバルは二度目の輝石の転移で辿り着いたこの場所に聖域の秘密があるのだと思った。そして建物の鼻を刺す異臭は健在だった。そして最奥の部屋に不自然なくぼみがあった。そしてそこに輝石が置かれるのだと記憶が知っていた。そこにフレデリカの輝石を置くと輝石が光りさらにその奥に隠されていた部屋が出現した。そこには巨大なクリスタルがあり、中にはリューズと思われる少女が入っていた。

そしてそこにリューズ・ビルマとリューズそっくりの少女がいた。スバルは昼間森で会った少女かと聞いたが違った。ビルマによれば別の子であり聖域の目の一部だと話す。前々回のループでガーフがラムとオットーの企てを見破り追ってきたのは恐らく複数のリューズを利用した監視網があったから。

そしてリューズは今のスー坊に逆らえんと言う。スバルはひとまず話が聞きたいだけだと言うと「強欲の使徒には逆らえんそれがリューズ・メイエルの複製体であるワシらに課せられた契約じゃからな」と言う。そして場所を移しリューズの仮宿で話す。スバルがピコと名付けたリューズの複製体の一人はスバルの袖を掴み離さなかった。それは強欲の使徒の特典だという。

そして強欲の使徒について聞くと聖域はエキドナの実験場で魔水晶にいたリューズは本物でありそれ以外のリューズは複製体だと言う。そして術式で生み出した擬似的なオドを核にその核がマナを纏って実体化したのがこの体だとか。それをエキドナが作り出していた。そしてスバルはエキドナがメイエルを蘇らせようとし、実験は失敗したと考えるも、ビルマはメイエルはただの村娘でそこまで親しい関係ではなかったと言う。

強欲の使徒

そしてビルマが実験は失敗しておらず、自分が成功例だと言う。ビルマは自意識を持っており、ピコは空っぽ。そしてスバルは気づく「中身を注ぐために決まってる」と。つまりエキドナはメイエルの肉体に自分を注いで満たすある種の不老不死の実験をしていたと結論づける。そしてそれに気づいてエキドナが死を克服しようとしていた事に対しスバルの死に戻りと変わらない目的に親近感が湧いた。

そしてビルマによればエキドナの実験は失敗、メイエルという器に対し注ぐ水の量が多ければ一部が溢れそれは最早元の存在とは別物だとか。つまりエキドナの魂を受け入れるのにメイエルの器では不足だった。エキドナは魔水晶に一定のマナが蓄積されることで複製体が生まれる仕組みを組み込んだそうで、死後も残っている為に今も複製体は増え続けているとか。

そして失敗した最初の複製体は完全な人格破綻者で半端に強欲の魔女の力を受け継いだせいで大騒ぎになり先々代ロズワールが処分に苦労したとか。そしてエキドナは次に魂の総量を変化させられないか考えたがその前に嫉妬の魔女に呑まれたとか。そしてビルマは最初の複製体の4人の内の一人だそうで、増え続ける複製体と聖域を管理する為に知識と人格を与えられ、その役目を今も続けているとか。

話は戻り強欲の使徒について聞くとスバルがドナ茶を飲まされた事を話しそれだとビルマが言う。そして複製体への指揮権を得たとか。また、スバルはガーフも強欲の使徒の資格を持っており予想が正しいとエキドナと会っているはずだと言う。しかし結界が解かれていないのを見れば試練に失敗したとわかった。

それから指揮権は他の使徒に伝わったりするのか聞くと伝わらないということで、スバルはあえて自分とリューズ達が通じている事をガーフには知らせないようにとお願いする。そしてリューズの仮宿には2枚の盾がありガーフとフレデリカの遊び道具だったとか。そしてビルマと別れる。

フレデリカが聖域を出た理由

それから夜の集落を一人で歩いているとエミリアと遭遇した。寝付けないとのことで歩いており試練の不安のようでスバルは励ます。そして大聖堂へと足を運ぶとオットーがまだ起きており、会話を交わし眠りにつく。夜明け前にスバルは起きパトラッシュに乗りロズワールの屋敷までまた行こうとする。2日目の早朝に出発するのは今回最速のタイミングだった。そしてペトラたちに避難を促す事が目的だった。

そして外へ出ようとするとガーフが現れ「魔女臭ぇてめえは悪巧みの為に出てくってとこじゃねえのか」と言う。しかし今回スバルはなぜ最初に墓所を出た時は見逃してくれたのかと指摘する。そして不機嫌な理由を3つ言う。「瘴気はお前の鼻が本物なら昨日の行動に筋が通らない。そして朝駆けする俺を付け回したように見つけた事。最後は俺が森で見たリューズさんそっくりの女の子…」と最後まで言いかける間もなくガーフに押さえつけられる。

どこで見やがったと言われながら潰すと脅しをかけるもスバルはニヤつき、おかしな態度にスバルから突然手を離す。「俺様を試しやがったな?」と言う。スバルは死を賭けにしてガーフと話をしていた。そして見逃してくれと言い「俺はエミリアを裏切らない。聖域も悪いようにはしない、信じろ」と言う。ガーフは迷い、気が変わらねえ内に消えろと言う。スバルは「今回は」と言葉を使いガーフに理解できない話をする。最後にガーフが「痛ぇ思いも辛ぇ思いも知らねぇやつがわかったような口利くんじゃねえ!」と言うとスバルは「地獄は知ってるもう何度も見てきた。地獄を知ってるのは俺だけでいい。そのために俺がいるんだ」と言いロズワール邸へ向かう。

そして半日かけて戻りフレデリカに会う。そしてペトラとも会いハンカチで救われたことに対しお礼を言う。そしてフレデリカになぜ聖域を出たか聞くと聖域の住人が外に出た時の居場所を作りたかったと言う。それからガーフが試練に挑んだ事を聞くと過去に一度だけ試練を受け、墓所から戻らなかったのでリューズに知らせるとリューズがガーフを連れて戻ったとか。ガーフは自分の手で聖域を開放しリューズ達に聖域の外を見せると言っていたがそれ以来墓所に入らなくなったと言う。スバルはフレデリカが自分で気づいていない真意を理解した。いずれくる聖域の解放の日に備え、居場所を作る為に聖域を離れたフレデリカはガーフが聖域を解放するその時を待っていた。

白紙の書

そしてレムもペトラもパトラッシュもフレデリカに預け村へ避難させる。フレデリカは最後にベアトリスを見つける方法は考えているのか聞くとスバルは「あいつが本気で隠れるならどんな策を練っても絶対に見つからねえよ」と言う。そしてベアトリスの元へ向かう。スバルが最初に選んだ扉が禁書庫に繋がっていた。

そしてベアトリスは「お前は聖域で知ったかしら?」と聞いてきてスバルは全部じゃないが足りない部分は想像力で補うと言う。ベアトリスは「長い長い契約の終わり。ベティーは今度こそ停滞から解放されるのよ」「その相手がお前になるのは皮肉すぎる結果かしら」と言う。

そしてスバルはその言い回しもその本の受け売りかと聞く。この本を知ってるなら説明はいらないと言うもスバルは「お前もロズワールも隠し事が多すぎる。そのせいで連れ出すにも一苦労だっつの」その言葉を聞いてベアトリスは「連れ出す…?」と驚きを見せる。「俺はお前をこの禁書庫から連れ出しにきた」と言う。戸惑うベアトリスにその本に全部書いてるんじゃないのかと聞く。「俺と話す時は本じゃなく俺の目を見て話せよ!」と言ってベアトリスの本を取り上げる。

しかし中身は白紙だった。「その本がベティーに未来を示さなくなってもう何年も」と言う。そしてベアトリスの役割は知識の書庫の管理と維持でいずれ来る再会の時までこの場所を守り続ける事だと言う。そしてスバルは知識の書庫と聞き、気付き「お前はエキドナと契約した精霊だな」と言う。そして本が白紙な事に対し本とは無関係に助けてくれたり、楽しく過ごした日々があったのではないかと思った時、ベアトリスが「最後に言われたかしら。いずれ書庫に「その人』が現れる。それを待つのがベティーの役割だって」と。

スバルは『その人』という言葉にこれまでのループでロズワールに言われた言葉だと気付く。そして軽々しく『その人』だと名乗れと言ったロズワールに胸中で恨み言をぶちまける。

400年前からの叫び

「いつか誰かが禁書庫に約束を果たしにくる。ベティーは本にそれが記される日を待って『その人』を待ち続けてきたのよ。」「だけど『その人』はこない。本も『その人』を教えてくれない。そんな日がずっと過ぎて」「お前が『その人』でなくても構わない。ベティーを終わらせる相手、契約の終わりをもたらし命を奪うのはお前で我慢してやるかしら」と潤んだ瞳で言う。

スバルは「俺の前で死にたいだなんてふざけたこと抜かすな!」という。400年契約に従い過ごしてきて、最初は立場を同じとするメイザース家に身を寄せて過ごす数十年は苦でもなかった。でもその間にも世界は移りゆく。初代ロズワールが亡くなり次代に引き継がれ代替わりもずっと見続けてきた。いずれ来るその人を待ち、ページの加筆があればきっと、と思いながら毎日確かめる時間が辛かった。そして誰かが扉に手をかける度に心は裏切られてきたという。そしてそんな時間を過ごすうちに気づいたと言う。「書に続きが記されないのは、所有者の未来がそこで終わっているからなのよ」と。

スバルは「なんでそうやって最悪の道しかないと思うんだ、どうにかしてほしいならわかるように言ってくれ」と言うとベアトリスは「助けてほしい、だから、お前にベティーを殺してほしいかしら」とスバルの手は振り払われた。ベアトリスを縛る契約は生半可な覚悟じゃ打ち消せないそうで「一番にして一番に考えて一番に選んで」と言う。でも「お前の中でお前の一番は決まってる。だからお前にベティーは救えない」と言う。スバルの一番はエミリアだからだ。スバルは契約はそんなに重たいのかとやめたいならやめちまえと言う。

しかしそれがベアトリスにとってただ一つの生きる意味だから無理だと言う。自死は契約に反するも同然だから精霊には絶対にできない。だから殺してとスバルに懇願する。どうして俺なんだというスバルに「お前に最期を預けるのはきっと…」と言いかけた時、突如部屋にエルザが入ってくる。

魔獣使いとの遭遇

ベアトリスが許可なく立ち入れないはずだと言う。しかしエルザは「閉じた扉を対象にした魔法なのだから全ての扉を開けっ放しにしてしまえば選択肢は勝手に消えていくでしょう?」そう言った。そして「少し時間はかかったけど見つけられてホッとしたわ。メィリィが村から戻る前で本当によかった」と言う。

スバルが村の事を問いただすと標的が村へ逃げ込んだから依頼された側としては最善を尽くす。だから分担したと言う。つまりレムやペトラ達を村に逃したのは失策だった。そしてスバルはシャマクをしてベアトリスを抱えて逃げる。アーラム村へ向かって走ると黒煙が上がっていた。そんな時「あれえ?お兄さんたちなんでこんな所にいるのかしらあ?」と村へ続く街道にペトラと歳の変わらない濃い青の髪を三編みにした黒い衣装で身を固めた少女が立っていた。

「エルザったら逃げられちゃうなんてだらしないのお。どうせまたいつもみたいに余裕ぶって油断ばっかりしてたんでしょお?」スバルはお前は…と言うと「あの日は一緒に遊んでくれて楽しかったわあ今日も一緒に遊びましょう」と言うとスバルは「魔獣使い…!」と呟く。「メィリィ・ポートルート。そんな色気のない名前で呼ぶのはよしてよお」と言う。

レム達をどうしたと聞くと「お屋敷の大きいメイドと小さいメイド。小さい方がペトラちゃんだったのはざんねだったけどお」「お友達だったんだもの痛くないように一噛みで済ませてあげたからあ」それを聞いてスバルは地面にへたり込む。その様子にベアトリスが呆れ気が変わったと言いベティーの命はお前にはもったいないという。そしてメィリィに向かい合う。

しかしメィリィは「あなたの相手は分担した通り相方に任せることにするわあ」と言うと後ろからエルザの凶刃が突き刺さろうとする。その刃に対しベアトリスの魔法、紫色の水晶の矢ミーニャが次々と飛んでいく。

不死の肉体

エルザはかわし続けていたもののミーニャによって右半身に大きな被害を受け勝敗は決した。さらに無数のミーニャでエルザの体を串刺しにした。ベアトリスは次にメィリィへと攻撃を向けようとするがスバルが敵だとわかっているのに子供だからと止めようとする。

スバルの甘い考えにベアトリスが振り返ろうとした時、死んだはずのエルザがベアトリスの腹を切り裂いた。「これで…やっと…」と言いその肉体から光が溢れ出し粒子になって消えかける。スバルは「エルザぁぁぁ!!」と叫ぶ。エルザは服は破れ半裸だったがその体に傷はなかった。スバルは「不死身とか言うんじゃねえだろな?」と聞くと「いいえ?違うわよちょっと人より生き汚いだけ。意地悪な誰かの祝福でね。でもここまで壊されたのは私も数えるぐらいしかなくて新鮮よ」と言う。

「精霊の子とメイドが二人…メィリィ村の方は済んだの?」とエルザが聞くと「大きなメイドさんと黒い地竜さんに影獅子ちゃんがまけちゃったけどねえ」と言う。そして気に入らない目だわとエルザがスバルの左目をえぐる。そんな時消えかけたベアトリスの腕がスバルの方を向いた。ベアトリスの最後の魔法だった。スバルの懐の輝石が光り転移が起きた。

スバルが転移したのはリューズ・メイエルの実験施設だった。そして外に出ると雪が降っていた。スバルはまだ2日目なのになぜと思っていた。ともかく集落へと思い輝石を取り出し「通じるなら応えてくれ」と念じる。するとリューズの複製体の一人が来た。ピコかはわからないがピコと呼び、この雪を降らせたと思われるエミリアがいる集落へ向かう。

左目を失った満身創痍のスバルが集落へ辿り着くのには1時間以上かかり到着するとガーフが待ち構えていた。そして皆はオットーの提案で大聖堂におり、スバルはこの雪はエミリアが原因なのか?とガーフに聞くと「わかりゃしない、昨日からエミリア様は墓所に籠もりっきりだ」と言う。

狂気のエミリア

さらにガーフはお前が消えてよっぽど心に来たんだろと言うと、スバルは「馬鹿な!ちゃんと手紙に!」と言う。するとガーフは「てめぇでも俺様でもねえ思惑が働いてやがんな」と言いまずは墓所に行く。そして墓所へ入るとエミリアがいた。最初の言葉を交わした瞬間スバルは前のめりに倒れエミリアが支える。

エミリアは寂しかったと言う。手紙を書いた事を言うと言い訳なんて大丈夫と言う。いつものエミリアとは違った。昨日からずっと試練にいたはずだよな?と聞くと、返答を無視し「ホントはスバルが私に愛想尽かせちゃったのかもって、だからここに来て。でもやっぱりダメでだから来てくれて嬉しかった」「ずっと一緒にいて?あなたがいてくれたら私他の何もいらないから」とスバルへの言葉を続け「私あなたが好きです、ずっと一緒にいたいってそう思います」と盲目的な愛を囁く。

それからスバルは一人で墓所を出てきた。ガーフはそれを見て怒る。スバルはエミリアは今眠っており、疲れ果て特に心の消耗が激しいと言う。ガーフがどうしてくれんだと言うとスバルは「エミリアは俺を好きだって言ってくれた」と言いそれにガーフが「それが今更何なんだ!」と突っかかると「エミリアが俺のことを好きだなんて言うわけねえだろうが!!」と叫ぶ。そしてこの雪を降らせているのはエミリアではないと言う。

エミリアが墓所にこもるように誘導し手紙を隠しガーフの怒りがエミリアに向くように仕向けた相手がいるなら心当たりは一つ。そしてロズワールがいる家へ行く。そこにラムもいた。そしてロズワールに雪を降らせているのはお前だなと聞くとロズワールは「それは私から聞いたのかね?」と言う。意味のわからない質問だった。スバルの反応に「ふむ、そうかい、そーぅか残念だ」と望んだ回答ではなかった事に頷く。

そしてガーフは雪を降らせた事に否定しないロズワールに掴みかかる。ラムがそれを止めようとする。そんな時重傷であるはずのロズワールが立ち上がり「ラム、君は本当によくできた従者だよ」そう言う。

黒幕

その瞬間、ロズワールはラムごとガーフの胸から背中を右腕で貫く。腕が抜かれ2人とも倒れる。治癒魔法など見合わぬ印象のガーフは自分が致命傷を負いながらそれを後回しにしてラムの治癒に全力を注ぐ。そして獣化しはじめた時「君に獣化されては厄介なのでね」とロズワールが言い右足をガーフの頭部へ直撃させ弾ける。

スバルは一歩も動けないまま立ち尽くしていた。「では誓約を交した通り話をしようか」と言う。なんで二人をというスバルに君と話すのにガーフは邪魔だったと言う。スバルは今回だけじゃなく前も何度も俺をはぐらかしてと言うとわかってない君に二人の死を前に感情のままに振る舞えない理由をと前置きし「君は2人の死を悲しんでいないのさ」と言う。

スバルはそれにお前に何がわかると言うと「取り返しがつくものと君は思っているからじゃーぁないかい?」死に戻りの言及に近しいその言葉に魔女の罰を与えに来ると思ったもののこなかった。「その警戒はなるほど。それが君があれの契約というわけだ。それならばこれまでの君の言葉の不自然さにも納得できる」という。

そしてロズワールは枕の下から本を取り出した。福音書ではないというそれはこの世にたった2冊しかないという叡智の書であり一冊はベアトリス、もう一冊はロズワールが持っていた。ロズワールは「君の様子を見るにベアトリスは役目を果たしたようだね」と言う。スバルは「あいつの苦悩を知ってたんじゃないのか?」と聞くと「もちろん知っていたさ。私にとってあの子は生まれたときから知る仲だ」と言う。

そして悲願を叶えて消える事ができたのは君がここにいる証拠だと言い「ベアトリスが羨ましい。私の悲願はどうやら私には叶えられないらしい」と言う。お前は何がしたいんだというも誓約で言えないと言う。そして雪を降らせた事に対しエミリア様が孤立すると言う。そして不安定な精神状態になりガーフがエミリア様を真っ先に疑い、さらにアーラム村の住民は大精霊様がきっかけにはじまった寒波に覚えがあると言う。

魔人

そして孤立したエミリア様は自分を肯定してくれる誰かに身を任せたいと思う。そして誰かもまたエミリア様を全霊で支えたいと思っていればと言う。君はエミリア様を遠ざけられないと言う。君にはまだ余計なものが付き纏い過ぎていると言うとスバルはそれで俺の手紙をと言う。しかしロズワールは手紙?と眉を寄せる。

そしてロズワールが「今の君では書の示す未来に足りない、記述を違える以上修正は必要だ」と言うと「俺を殺す気か?」とスバルが言う。すると「殺すとは本末転倒じゃーないかね」と言いスバルは気づく。叡智の書には何らかの記述でループする事に勘付いている。しかしそれが死をトリガーにした死に戻りだとは知らなかった。

そして「殺せはしないけどそれ以外の事ならできる違うかい?」と言いスバルの脇腹に爪先をねじ込む。「これだけやってもまだやり直しをしないのかい?」とロズワールは言う。スバルは「他人のやり直しを前提に行動を計画してるなんてどうかしてる」と言う。

しかし「どうやらここまでのようだね」と言いロズワールは窓に飛び込んで来ようとした影にゴーアを放つ。「なるほどこういう終わり方か」そう言ってスバルを引きずり外で出る。そこには大兎が大量におり、そして大兎はこの雪が原因だそうで天候を操る大魔法に食いついたということだった。

スバルは一時休戦だと言い大聖堂に行きエミリアと合流し外へ逃げると言うもロズワールは結界がある限り外へは出られないと言う。試練を終えていない限り聖域は越えられない。そしてもう終わりだと言うとスバルはお前は次でいいって思ってるかも知れないけどと言うと「一つ勘違いしている。君がやり直したとしてもやり直した先にいる私はこの私ではありえない。私はここで終わりだ。それで良いんだよ」と言う。スバルは「人間の考え方じゃない」と言うと、近くまで来ていた大兎がロズワールに喰らいつく。

その後スバルは一心不乱に逃げ、輝石を使い複製体を代わりに大兎と戦わせ生き延びた。そして大聖堂に行くと炎に飲み込まれていた。皆は大兎に喰われるより自決を選んだということだった。中にはリューズやオットーもいたはずだった。

死の味

そして次に墓所へ走り出す。奥へ進むとエミリアがいた。もしかして疲れてる?とエミリアは聞き、ポンと自分の太腿を叩き膝枕をする。スバルはここに来るまでに大兎に被害を受け腰に食いつかれ右手の指も親指しか残っていなかった。スバルの状態に気づかないエミリアは話したい事も聞きたいこともいっぱいあるから傍にいてと言う。そしてスバルの命が尽きる時、エミリアはスバルに口付けをした。初めての口付けは冷たい死の味がした。

死に戻りしたスバルは墓所の試練の間で目覚める。同じようにエミリアを起こしリューズ宅での会話をする。そしてこれまでの事を思い返し、エキドナに頼ろうと墓所に入る。そして『ありうべからざる今を見ろ』そう囁きが聞こえた。

スバルは意識だけが宙にあり視点だけの存在となったように世界を俯瞰していた。「嘘つき嘘つき嘘つき」エミリアが叫んでいた眼の前には寝台で横たわるレムの前に短刀で喉を突いたスバルが事切れていた。そこにヴィルヘルムがやってきて惨状を見てフェリスをすぐに呼ぶ。しかし蘇生は叶わずヴィルヘルムは何故なのだと叫び、フェリスは大切な人置き去りにして辛いのも皆に押し付けてそれで満足なんだと言う。そしてスバルは墓所で目覚める。

置き去りにしてきたありえない世界にスバルは『スバルの死後の世界』だと思った。そしてこれが第二の試練だと理解する。それはスバルにとって最悪の展開であり、未来を掴むために見てきた地獄のその先の光景だったから。

「ありうべからざる今を見ろ」再度スバルの意識は試練へ。それはスバルがペテルギウスに憑依されユリウスとフェリスの力を借りて死を選んだ時だった。ヴィルヘルムと老騎士達が無念の表情で立ち尽くしエミリアはこんなになっても何故助けに来きたの?と疑問を持っていた。ユリウスは「私はもっと君と言葉を交わしたかった。友と呼びたかった」と言う。そしてまた墓所で目覚める。

第二の試練

次はスバルが崖から飛び降りて転落死した時の事だった。ラムが「最後の最後までわけのわからないことを言い続けて。これも全てあなたの予定通りですかベアトリス様?」と言いベアトリスが「どうして。お前がその人じゃないことぐらいわかって、でも」と涙していた。

次はエミリアもスバルも死に終焉の獣と化したパックが世界を吹雪に包んでいた。「口惜しいこうなるとわかっていても変えられないのか」そう呟く中、ラインハルトが龍剣を抜いて現れる。パックが「お前は英雄だよラインハルト。英雄にしかなれない」そう言うとラインハルトに斬られ消滅する。

そしてそれからも様々な終わった世界を見せられ、地べたに横たわっていた。そして「もう立てなくなってしまいましたかスバルくん」「スバルくん大丈夫ですか?」といるはずのない少女の声が聴こえる。心が壊れそうになっていたスバルにレムは「何もかも全部をスバルくんが背負う必要なんてないんです。全部レムに預けて今はゆっくり休んで」と言う。

しかしスバルは「お前は誰だ。お前は俺の弱音を聞いて泣き言を吐き出させて、さあ立ってくださいって言うんだ。諦めて全部レムにまかせてくださいなんて言わない」と言う。出ていけよ紛い物と言うと、レムの姿をした少女の姿が曖昧になり、見知らぬ少女が立っていた。

誰だと聞くと色欲の魔女カーミラだと言う。あれがお前の能力かと聞くと「変身なんてしてない。別の誰かに見えたならあなたがそうみたがってたからだよ?」と言う。「私は嫌だったのにエキドナちゃんが…嘘もつかれたし…」と呟く。スバルはお前何をしたのかわかっているのかと問い詰めると「みんなでよってたかって私をいじめるんだ、ひどい」と言うとスバルが「聞けって言ってのるのがわからねぇのか!」と叫ぶ。

死に戻りの権能

すると「それ以上は命に関わるよ」と声が聞こえ、スバルは無酸素状態が続いた酸欠と思い出したように再開する心臓の血流に激痛が走る。「カーミラの無貌の花嫁は相対していると呼吸を忘れさせる。最後には心臓の鼓動さえもね」と言うと、そこにはエキドナがいた。

スバルはいつの間にか草原にいた。このまま君を放置していれば心が擦り切れてしまうから介入したと言う。しかしスバルはお前は試練の結果に拘らないはずだからと言うとどんな結果になっても後悔しない、そんな薄情な女じゃないと言う。そしてスバルは「ドナ茶は飲まない。話には付き合ってもらうけどな」と言う。

そしてエキドナは「第二の試練は君の記憶からあらゆる条件を拾い集め過去現在未来の情報を組み立てて架空の今を生み出しているに過ぎない」と言う。さらに「ただし、君の死に戻りは魔女の権能だ。その原理は彼女にしかわからない。君の死を切っ掛けに時間を巻き戻しているのか、存在するかどうかも怪しい並行世界、そこにいる別の君に君を上書きしているのか、可能性だけで事実は不明だ」と言う。そして確かめる手段はないと言う。

そしてスバルに命懸けてこの瞬間まで歩いて来た事に誇るべきだと言う。それは許せないとスバルは言うもボクが許そうと言う。そして「契約をボクと交わしてくれないか?前回君と別れる前に話していただろ?それがこの話しだよ」と言う。その内容は障害にぶつかった時に一緒に悩み支えるということだった。そしてそれもいいかもしれないなとスバルが言い契約を交わそうと掌を向ける。

しかしそんな時、衝撃が走る。テーブルを砕いた衝撃はそのまま草原が陥没する。「その契約に待ったをかけるわ」と憤怒の魔女ミネルヴァが現れた。そしてスバルはエキドナが自分を依り代として貸し出し他の魔女が顕現するはずなのになぜここにいると聞くと、ミネルヴァが理由もない悪ふざけをする性悪なのよこの子はと言う。それに対しエキドナは話していて心躍る相手は生前も死後にもいなかったから君を独占したかった。だからその為の嘘をついたと言う。

エキドナの契約

そんな中ミネルヴァが契約したときの利点は話したけど不都合な事は話していないと言う。スバルは契約には対価が必要だからそれは何だと聞く。すると「君が感じたものを思った事を心に残るもの、未知という果実をボクに味わせてほしい」と言う。そんな時「最後にはって枕詞がついてくる約束さね、はぁ」と今度は怠惰の魔女セクメトが現れる。さらにそこへテュフォンとダフネも現れる。

スバルはふざけんなお前ら俺をどうしたいんだよと叫ぶ。セクメトは「あたしは誰にも肩入れしないさね、ただあの子への義理は果たす」と言う。そこでスバルは「お前の協力で俺が最善に未来に辿り着くのは最善の道を通ってか?」と聞くとエキドナは「望む未来を掴む為ならその過程で出る犠牲は許容する。それが君の覚悟じゃなかったのかな」と言う。それに対しスバルは待て待てというもいいや待たないとエキドナが言い、自分の抱く想いを長々と語る。

何度も助けられてきたエキドナの言葉にそれはないだろとがっかりする。そしてお前は他人の感情を理解できないやつなんだと言う。しかしエキドナはまずは座らないかい?と再度契約をすり合わせたいと言う。そこでスバルは思い出したと言い「ベアトリスを知ってるよな?」と聞くと「知っているよ。あの子の生まれにボクは深く関わっている」と言う。そしてスバルは『その人』は誰なのか、どうすれば解放してやれるのかと聞く。

するとエキドナは「その人とは一体誰なんだろうね?」と言う。待つように言ったのはお前なんだろと聞くと、エキドナはベアトリスと契約を交わした理由に勘違いがあると言う。そして「ベアトリスにその人を待つようにさせて誰をその人に選ぶのかそれを知りたいんだよ」それを聞いてスバルは瞠目する。「あの子はある目的の為に作られた。でも本来の目的とは別の形で利用すると決まってね。そのために聖域から遠ざけたんだ。その際代わりの目的が必要だから生きる目的として禁書庫を与えた。いずれ来るその人を待つこと。期限は設けなかった」と言う。

そしてエキドナは誰かを選ばなかったり死を望んだことも一つの結果だと言う。スバルはそれをどう思っていると聞くと素晴らしいと思っていると言う。そしてスバルはお前は魔女だと言い人知を超えた理解できない怪物だと言う。そしてエキドナの手は取らずベアトリスを救いに行くと決めた。

そんな中、黒いドレスに長い髪、白い素肌と想像を絶する美貌、それがあると確信させる代わりに闇のベールを顔に覆った魔女が茶会に加わる。

嫉妬の魔女にテュフォンだけが手を振って歓迎した。

「リゼロ」13巻ネタバレ

知らない記憶

現れた嫉妬の魔女に6人の魔女たちは動かない。スバルは全員嫉妬の魔女が敵なはずなのにおかしいと感じる。そこでダフネはここに来たのはサテラなのか嫉妬なのかって話しだと言い、賢人候補ならそのくらいはと言う。しかしセクメトはその話は当人は知らない話さと言う。

そしてエキドナが「嫉妬の魔女サテラ、しかし歴史に残されなかった事実として一種の人格障害だった、適性のない因子を取り込み精神に異常をきたしサテラに芽生えた魔女人格とでも言っておこうか」と言う。

そしてこの膠着状態をどうするかの鍵はあんたが握っているとなぜかスバルに委託する。そしてスバルは嫉妬の魔女に距離を詰める。すると「あなただけをずっと愛しています」と囁いた。それに対してやめろと言う。さらにお前らの手は借りないと外の問題は全部自分でなんとかすると言うとミネルヴァがそれで?また死んで繰り返して色んな人を泣かせるんだ?と言う。

ミネルヴァが自分が誰より傷つけばいいという結論は卑怯だといい、俺が歪んだ考えをするようになったのは、お前が俺をこんな風にしたんだろうがと嫉妬の魔女に言う。そしてこれがなけりゃ大事なものも何一つ守れやしなかったから死に戻りさせてくれてありがとうよとそれだけ感謝を言うと嫉妬、いやサテラが「もっと自分を愛して」と言う。「あなたを愛しています。だからあなたもあなたを愛して守ってあげて」と言う。

スバルは俺が払えるのは命だけだと言いレムがいない、俺はもうレムみたいに誰も失いたくないんだと叫ぶ。するとセクメトが一人ぼっちの子供じゃないさねと言う。するとスバルはへたり込んで泣いていた。そんな中サテラが「あなたは私に光をくれた、私の手を引いて世界を教えてくれた、私が孤独に震える夜に傍でずっと手を握っていてくれた、一人じゃないと口付けてくれた、私は多くをあなたにもらいました。だから愛してる、あなたが全てを与えてくれたから」とスバルの身に覚えのない愛を囁く。スバルにはありえないはずの感情が込み上げるもそれを否定しようとするそんな時スバルは自分の舌を噛みちぎった。

死以外の価値

しかしそれを許さないミネルヴァが即座にスバルを治そうとするも自分で選んだから邪魔するなとテュフォンが立ちはだかる。そしてテュフォンによりミネルヴァの右腕が砕け散る。しかしそれでも前に進むミネルヴァに次はセクメトが立ちはだかる。ミネルヴァを地面に押し付け人型のくぼみができる。

そしてサテラは「どうして気づかないの?あなたが救いたいと願う全ての中にはあなただっているべきだって当たり前のことに」と言う。そして「2つの試練であなたはいったい何を見てきたの?」と言われるとスバルの意識に父親、母親、ユリウス、ヴィルヘルム、ベアトリス、レム、エミリアの声が聞こえた。そして「死にたくないよ…」そう言う。

すると「それが本音でしょうが…!」とミネルヴァは根性で這いずり頭突きでスバルを治療した。スバルは「俺に生きる価値があるのか?死に戻り以外の価値があるって思っていいのか?」と言う。そして自らを治療したミネルヴァは2つ目の試練に対し「あれはあんたが間違った結果、誰がどれだけ悲しんでいたのかあんたに見せた」と言う。

そしてサテラが「私はあなたに救われました。だから私はあなたが救われることを許します」と言う。その言葉が心に染み込んでスバルは涙を流した。そんな中ダフネの百足棺がテュフォンを拘束しており、ダフネ自身は棺桶から降りてセクメトと対峙していた。ダフネはスバルは白鯨を倒したから大兎に挑むまではいってもらいたいなと思ってと言う。

そして死の淵にあったスバルの意識に介入したのはカーミラの無貌の花嫁の権能だったとか。そしてサテラの愛に対し借りっぱなしは絶対に嫌と言う。そしてエキドナは再度スバルに契約を持ちかけるもスバルは「犠牲前提のお前の手はもうとれない」と言う。そしてエキドナはガーフの事を言い出し、第一の試練で見たものがずっと心を縛り付けていると言う。だからその呪縛を解く必要があると言う。エキドナは自分だけ最後まで悪いやつだと思われたくないとのことでこれでも君に好意を持っているのは事実だと言う。

サテラの願い

そしてスバルは「俺を死なせてくれてありがとう。俺を死なせないでくれてありがとう。俺に大事な声を聞かせてくれてありがとう」と魔女たち一人ひとりに頭を下げる。そしてサテラに「お前の言う通りもう少しだけ自分を好きになってみる」と言う。

サテラは「一人で悩まないで。あなたを大切に思う人達と一緒に抗ってそれでも届かない時は死を恐れて死ぬことを忘れないで。あなたが死んでしまう事を悲しむ人がいることを忘れないで」と言う。そしてふいにサテラのベールがとれ銀色の髪に紫紺の瞳を細め、涙を流しながら「そしていつか、必ず私を殺しにきてね」と言う。スバルは消える瞬間「俺が必ずお前を救ってみせる」と言う。

そしてスバルは覚醒する。目覚めた場所は墓所ではなく外だった。パトラッシュがスバルの目の前におり、オットーがパトラッシュを追いかけてきた。オットーによればパトラッシュが厩舎で暴れたので気晴らしに散歩にと縄を解いたら逃げられたとか。そしてよく見るとパトラッシュから血が滲んでいた。それを見て資格のないものが墓所に入ると拒絶されるルールを思い出す。そしてオットーにパトラッシュがどうして助けてくれたか聞いてくれないか言う。

すると伝えるのが難しいと何度も思案し「そんなこと言わせないでよが一番近いんじゃないですかね」と言う。好きでいてくれたパトラッシュに気づくとスバルは泣いていた。それから二人と別れ第二の試練をクリアしたのかどうかの確認に再度墓所へ入る。しかしスバルは目眩に嘔吐をし倒れる。なんとか外へ転がり込み理解する。墓所に挑む資格がなくなっていた。そして「てめぇどんだけ性格悪いんだクソ魔女エキドナぁー!!」と叫ぶ。

そして次にロズワールの元へ行く。そして聖域から墓所を無視して抜ける方法はあるのか聞く。すると「君が私にそれを聞くのはこれが初めてのことかな?」と言う。スバルは「この質問はこれが初めてだ。こんな感じで腹の探り合いをお前とするもの何度目になるか」と返す。ロズワールは「そうかなるほど、君のその態度はそういうことだと思っていいのかな?」と言う。

刺客の依頼者

そしてスバルは「今も試行錯誤中だから協力してくれると助かる」と言うとロズワールは「その試行錯誤の一端が墓所を無視した聖域の突破なら弱気」だと言う。しかしスバルは「今回の目的は過程じゃなく結果、エミリアに聖域解放の功績があれば良い」と言うとロズワールは「それは確かに私好みの答えと言える」と言う。

そして質問の答えは難しいと話し、なにせ結界は張られて400年一度も破られていないと言う。そしてその後ロズワールは君の足りない覚悟にもう一つ追い詰めようと話し「屋敷を刺客に襲わせる依頼は私が出したものだ」と言う。ロズワールの目的は2つの大事なものが危機に晒されれば両方を救うことはできないから最も大事なものを選ぶことになり、君は完成すると言う。どうかしてると言われるとロズワールは「400年前のあの瞳に魅入られてか以来ずっとどうにかし続けてきた」と400年前を知るはずのないことを言う。

そしてスバルは「待ってくださいお願いします。俺が悪かったです。だから皆を助けてください」と無様に懇願する。「お前の言う通りにしても出来ないんだ。試練を受けられない。資格を失ったんだ」と言う。しかしロズワールは「エキドナが君が本気で望めば資格は再発行するはずだ」と言う。そしてロズワールの部屋を出る。

そこで考える。「俺が屋敷に戻ったタイミングで襲撃があったのも、エルザを雇ったのは今回が二度目、王都で徽章をフェルトに盗ませたのも…」エミリアを救う為にスバルがそこへ介入すると知ってのことだったと思う。そして「全部叡智の書にある通りならレムの存在が奪われた事とこうやって聖域で八方塞がりになるのも全部誰かの予定通りなのかよ」と言う。全ては予知の通りに進行し、記述と異なる展開になればロズワールがそれを正す。歪んだ道行きは強引に修正され予知は必ず実現をーースバルは何かおかしな点があった気がすると感じる。ロズワールの叡智の書、ベアトリスの叡智の書、魔女教の福音、白紙のページ、予言のページ、予言通りの結果、修正、未来ーー

そんな時エミリアが現われ声をかけてきた。会話の中で俺が全部どうにかしてみせるというもエミリアはあの試練には抜け道はないから、挑戦する私の心構えがしっかりしてないと結果はきっと同じになると言う。

頼れる友達

そしてエミリアは「スバルが見てくれているだけで頑張れるから傍にいて背中を支えてほしい」と言う。「甘えてばっかりだから今度はそうしないでやってみたいと」言う。それからエミリアと別れるとスバルは走り出す。エミリアの覚悟を強さを一番信用していないのはスバル自身だったと気付く。そして走った先の森の斜面に滑り落ち地面に大の字になる。

どうすればと考えている中「どうすればいいか教えてあげましょうか」と声が聞こえた。オットーだった。そして突如「友だちの前でカッコつけるのなんかやめちまえよ、ナツキ・スバル」とスバルの顔面を殴った。さらに聞こえてるなら返事をしろよと頭突きをする。何をしやがるとスバルが突っ込むもオットーに避けられ逆に足を払われた。「ナツキさんの力なんてそんなもんですよ。僕にすらこの様です」「足りないのわかってるんでしょう、好きな子に格好つけたいんでしょう、ならその人たちに見えない部分を補う為ぐらい誰かに手を借りたらいいじゃないですか。例えば友達とか」と言う。

スバルは頼ろうとしたさと言うとオットーは「僕はまだナツキさんに頼られた覚えはないんですが」「僕なんかに頼る価値がないとかそんな風に見切りつけられたってことなんですかね。それとも僕もナツキさんから見たら守ってやらなきゃいけない大勢の一人なんですかね」と言う。スバルの死に戻りは話せない。「話しても信じられないようなことばっかでどう話したらいいかもわからない」と言う。

しかしオットーは「信用してもらえる証拠がないとか、そういうややこしいこと考えてる暇あるなら頭の中全部吐き出した方が建設的ってもんでしょう」と言い「ごちゃごちゃを全部話す!そして最後に信じろ!って言やぁ良いんですよ!友達なんだから!!」と言う。そしてスバルは「信じてもらえないかもしれねぇんだけど…」と死に戻りの禁忌に触れないように恐る恐る話し始める。そして全てを話し終えるとスバルが信じてくれるのか?と聞く。

勝算度外視

するとオットーは「実家を出て4年、行商人としてやってきて良いことばかりじゃありません、というか僕が勝ち目があると思って賭けた方はその後に信じられない災難にあったりで結果はついてこないんですが」「結果の良し悪しはともかく悔いがないように生きてきたつもりです。自分の何かを預けたりするのにその自覚が必要だと僕は思ってますんで」「だからこれが初めてですよナツキさん。勝算度外視で勝ち目の見えない方に乗っかるのはこれが初めてです」と言う。

そしてスバルはロズワールの元へ行き「賭けをしよう、俺とお前の願いをチップに」と言う。そして「この周回が俺とお前の最後の勝負だ。俺は必ず聖域を屋敷を救ってみせる」と言う。そして何を求めるとロズワールが聞くとスバルは「俺が聖域と屋敷、両方とも救ったらお前は本を捨てて一緒にこい。エミリアを王様にする。その為にお前の力が必要だ」と言う。そしてそれを認めたロズワールは「聖域の雪も屋敷の襲撃も3日後だ。せいぜい健闘し惨敗してほしい」と言う。

そして部屋を出るとラムに声を掛けられ千里眼で話を聞いていたと言う。そしてラムは叡智の書の存在を知っていた。さらに「試練をエミリア様が越えられないのはエミリア様せいではないわ」と言う。そして賭けは成立したことをオットーに話しに行く。そしてガーフについての対策を話し合いそれからリューズの実験施設へ行く。そしてここに行けば関係者に会える、そしてリューズが現れる。

そこでスバルはリューズに敵とは思いたくないとロズワールの考えをどこまで知ってるか聞く。すると「魔女様から書を受け継いだことだけ。聖域の管理も書の記述を守る一環でそれも全ては待ち人を迎える時のため、先代以前のロズワールが言っていた」と言う。そしてスバルはリューズとガーフが表向きには聖域の解放に賛成でも本音じゃ反対ってことは知ってることを言うとリューズは聖域の解放に反対してるわけではなかった。スバルは以前のループで監禁された理由がそれだと思っていたのは見当違いだった。

ガーフィールとシーマ

そしてスバルはリューズの複製体の話や最初の4人がいる事などを知ってる話をする。そして「あんたの名前は?」と聞く。「ワシの名はリューズ・アルマ。最初の複製体のうちの一人じゃ」と言う。それは最初に会ったビルマとは違う名前だった。さらに精霊と同じで実体化できない時間ができて役割に穴が開かないように交代で役目を果たしていた事がわかった。

そして最初の4人の意思が統一されている事も判明したがそれも10年前までだと言う。最初の4人から抜けた一人リューズ・シーマだけは例外だと言う。この名前は監禁される直前に名乗ったリューズの名前だった。そしてシーマは試練に挑んだガーフを助けに墓所へ助けに入った事で誓約に逆らったと言う。スバルはシーマの入れ知恵なのかと思うもそこまではわからないと言う。

そしてシーマは試練で見たガーフの過去を知っているという事だった。そしてアルマによればガーフが見た過去は恐らく母親との別れの時間だと言う。ガーフとフレデリカを置き去りにした母親との別れだそう。そしてガーフはガーフィール・ティンゼルと母親の家名を名乗っており忘れない為に名乗っていると思っているとアルマは言う。そしてその想いを知っているのはガーフとシーマだけだろうと言う。

それからスバルはエミリアの元へ行く。そして試練で見た過去の事を聞くと、眠る前の記憶だと言う。エミリアは森でずっと氷漬けにされておりパックが見つけ出してくれるまでずっと氷の中で眠り続けていたとか。スバルは王戦の所信表明での事を思い出す。エリオール大森林の永久凍土に氷結の魔女と呼ばれていた事も。エミリアによれば恐らく6,7歳の時から氷の中にいたと言う。そしてそれが100年前の話だと言う。それを聞きスバルは驚く。

そしてパックが起こしてくれた時を107歳と仮定したとして、今から6,7年前くらいにパックに起こされた事からエミリアの実年齢は114歳、外見年齢は18歳、精神的には14歳ほどという結論に至った。

契約破棄

しかしエミリアは試練で過去を見てるのに何があったのか思い出せないと言う。「森には小さな集落がありエルフの皆と暮らしていて、家族はいなくてお母さんみたいな人はいた。そして皆は私と同じで氷の中に今も凍ったままで」と言う。自分が氷から目が覚めた時、氷像が目を覚ましてくれるのを待ってたがそれは来なくて王戦に出るために森を出たと言う。それはロズワールが来て徽章を持たせ光るのを確かめてから「あなたが王座を得ることができたならこの森の氷を溶かすことも叶うでしょう」と言ったとか。氷像を溶かすというのがエミリアが言っていた自分勝手な王戦参加の理由だった。

そしてエミリアが寝付くまで傍にいた。エミリアの過去の記憶に明らかな欠損があると思ったスバルはエミリアを知ってるヤツに聞けばとパックを思い浮かべる。しかしこれまでパックがなぜか出てきていない状況だった。どうすればいいか考えた時、エミリアの首に手をかけ力を込めるふりをした。すると緑の結晶石からパックの声が聞こえた。そして「よくボクを呼び出してくれたね。ボクは嬉しいよスバル」と言う。

朝になりエミリアは目覚める。すると数日ぶりにパックが姿を現す。「やあ、リア。しばらくぶりだね。家族会議の為に無理して出てきたよ」と言う。しかし「思ったより限界が早そうだね。意識して契約を破ろうとするんだから精霊としてのお株を奪われても仕方ないのかな」と言う。そしてエミリアが気付く。パックの入っている結晶石にヒビが入っていた。そして「ボクがいなくなれば記憶の蓋が外れるよ。そこできっとリアはたくさん悲しい思いをする」そんな時「エミリア。あなたのことすごーく愛してる」エミリアの脳裏に誰かの声が聞こえた。そして「リア。君を世界で一番愛してる」そしてパックは消え、結晶石は2つに割れる。エミリアは「パックの、お父さんの嘘つき」と言う。

ガーフは寝床で起きるとシーマが来た。スバルに瘴気を嗅ぎつけたと言ったのはシーマだった。しかしシーマは「ただワシが話したことではあるがスー坊に魔女との関わりがあるようには見えん。それにそれどころではなくなったと聞いておるぞ」と言う。パックがいなくなったことで取り乱し、夜の試練は予定変更になったよう。

異変

そしてガーフは見回りに行ってくると外を回るとラムがいた。夜道を一人で歩かせるつもりと言い一緒に集落まで歩く。ガーフは小屋に残してきたシーマを少し気にかけるも今夜は何事もあるまいと思っていた。

スバルはエミリアの元におりパックがいなくなった事を慰めていた。そしてエミリアから手を握って朝までここにいてくれる?と言われる。エミリアはパックに言われた通り記憶の蓋が外れるといくつも知らない景色が見えた。幼いエミリアを呼ぶ銀髪で紫紺の瞳をした髪が短い女性。「あなたを愛して守りたいと優しい嘘をついたみんなを嫌いにならないで」と言う。

朝、目覚めたエミリアは「フォルトナ母様の嘘つき」「パックの嘘つき」そして眠る前にずっと手を握っててと言ったはずなのに空っぽの手を見つめて「スバルの嘘つき」と言う。

そして同じくガーフの朝、気まぐれにシーマの小屋を訪ねた時、シーマの不在に異変を感じた。自分の額の傷に触れ頬を歪める。この傷は幼い頃墓所に入った直後に負ったもの。馬鹿をしでかした一番愚かだった頃の記憶、その傷の存在を戒めとし、触れる事で後悔と反省を思い出せる。だから触るのが癖だった。

しかしシーマの小屋に湯呑みが2つある事を見て違和感に気付く。ガーフは昨日茶をご馳走になっていない。すぐに小屋を飛び出した。そして集落の方へ行くとオイ!とスバルに声をかける。しかしスバルは「お前エミリアがどこにいったか知らないか!?」見つけた勢いにシーマの心当たりを聞こうとしたが、逆にスバルの言葉に驚く。

「どうなんだ?お前が知ってる…さらったんじゃないのか?」とスバルが言う。そしてラムが「エミリア様が行方をくらまされたのよ」と言う。そしてオットーが「一晩中手を握っていたそうです。朝になって着替えのためにラムさんと入れ替わりになるはずが…だそうです」と言う。ガーフは何かの企みではないかと疑ったが、エミリアの不在に動揺するスバルの様子は嘘とは思えなかった。だとしたらシーマとエミリアの2人が行方不明という事。

三下

そしてガーフはエミリアの捜索は任せシーマを探す事に。そして複製体達の目を使ってシーマがリューズ・メイエルの実験施設にいると思いここに来た。ガーフがここに足を運ぶのは数ヶ月から1年に一度、新たに生み出された複製体を回収する時ぐらいのものだった。そしてこの場所はガーフと同じ立場の人間しか入ることが出来ない。条件はここへ訪れる事、輝石の所持、使徒である事。その条件に当てはまるのは自分以外に一人しかいない。

「ババア!いるのか!」と言いながら奥へ進む。そしてリューズ・メイエルの魔水晶がある部屋まで来ると背後から足音があったしかし振り返った瞬間、足音とは反対の正面から肩を叩かれた。その正体はナツキ・スバル…「ご期待に沿えなくて大変申し訳ありませんが」とオットーが現れた。なんでてめぇがアイツはどこにというガーフだったが、オットーはエミリア様の行方不明はホントの不測の事態だったと言う。

しかしガーフはてめぇじゃ役不足だと言う。オットーによればエミリア様の一件で予定が狂ったので、シーマにはここを離れてもらったとか。そして目的は男と女が二人きりにさせてあげる為の時間稼ぎだと言う。ガーフはスバルはエミリアの行方を探し何かをしようとしていると気付く。向かうべきは墓所だと直感した。オットーを一発殴って外へ出ようとする。そして複製体に2人を探させようと輝石を取り出そうとした時、どこにもなかった。

輝石はリューズ・メイエルの魔水晶から削り出したものだからなくしても焦る事はない。しかしガーフともう一人にだけは違っていた。「三下ァー!!!」と叫ぶ。そして外へ飛び出しオットーを見つける。昨夜シーマと茶飲みをしていたのはナツキさんだと言うも、言葉を無視して襲いかかろうとする。しかしその時、地面が陥没し巨大な落とし穴にガーフが落ちる。「僕は人間の友達は少なくて代わりに人以外の友達は多いんですよ」「森中が今やあなたの敵だ。まずはゾッダ虫の歓迎をどうぞ!」そうしてクレマルディの迷い森の決戦が開戦した。

そしてスバルは資格のない身で墓所に入る。嘔吐感に堪え亀のような速度で進む。そしてエミリアを見つける。

オットー・スーウェン

幼い頃のオットー・スーウェンにとって世界は地獄だった。理解不能の声が四六時中聞こえ続けていた。それが生まれ持った言霊の加護とは知る由もない。両親に抱き上げられ何かを言われても聞こえない。そんなオットーの異変に気づいた両親は治療師にも診せ原因を突き止めようとしてくれた。そしてオットーは声は届かなくても文字なら意思疎通できると思い兄に教わり勉強をはじめた。しかし音で単語が理解できなかった為に理解するのに普通の子の10倍の時間をかけた。「いつも、ありがとう」紙にそう書いた感謝に両親が泣き崩れた日を覚えている。その涙に心が震え自分も泣いた。

理解不能の言葉に法則性を見つけたのはそれからすぐの事だった。8歳の時には人の言葉と完全に区別出来ていた。10歳になったオットーは無意味だった声に意味を持った。そして検証を重ね自分が加護持ちだと気付く。そしてすぐにその力を兄に相談した。兄は「凄いと思うからひと目につく所でゾッダ虫と話すのはやめるんだ」と助言した。

オットーの加護が周囲にばれ同年代に総スカンを食らったのはその3日後。実家の地竜と話す所をうっかり弟に見られてしまい加護のことを弟に話したが弟は友人に漏らしてしまった。詰め寄る少女に弟を嘘つきにさせない為に街中のゾッダ虫を呼び寄せた。空気の読めないゾッダ虫野郎と名前が知れ渡るのは一瞬だった。それから加護は二度と使わないと決意した。

しかし15歳の時街の権力者の娘を敵に回し故郷から追放された。知人の商会で雇われることとなり修行を積み16歳で行商人として旅立つ。その後は不運続きだった。割れ物を運べば悪天候に見舞われ、山に入れば山賊に襲われ。なんとかここまで生きてこれたのは不運に釣り合うくらいには商才があった。

そして4年が過ぎた。「坊っちゃんもう寝かせてくださいな」と愛竜フルフーが言う。明日大きな取引が控えていると言う。しかし転機が訪れた。買い占めた油が売り物にならなくなり莫大な借金をこさえた。しかしそんな時儲け話があると知人に持ちかけられ飛びついた。商品ではなく足としての竜車の確保だった。

命の恩人

加護を駆使して目的地へ行こうとした時「おやおやおや…そんなに急いでどこに行くのデス!」目つきのおかしい連中に捕まり、フルフーと切り離され絶望した。加護の力を完全に解放してまでも捕まった場所は何一つ聞こえなかった。

死が近づく足音が聞こえ、終わりだと思った。しかし「なんや魔女教のアホ共、見境なくやっとったんか!」「兄ちゃん運がええなぁ!ワイらがこなかったら間違いなく連中に殺されとったぞ!大将の坊主に感謝せなあかんなぁ!」すると眼前の獣人が白い手拭いを投げ渡してきて「なんや泣くんやったら隠れて泣きや」と言った。ボロボロと溢れる涙に「死なないで…よかった…」そう呟く。

場面は戻りオットーは「本当はこんな時間稼ぎ頼まれちゃいないんですけどね」「貸し借りは必ず返済する。なにせ僕は商人ですからね」と言う。命を救ってくれた大将の坊主。ナツキ・スバルにだって返さなくてはならない借りがある。そして言霊の加護を利用し森を駆ける。そして多くの罠を仕掛けてきたもののガーフに追いつかれる。

しかしオットーは「ずいぶんと森を荒らしましたね。住人たちが言ってますよ。お仕置きしてやれって」と言う。そしてオットーの周囲に可視化できるほどのマナが集まり森中の協力者が分け与えた魔力の素、一発限りの大技のを放つ。「アル・ドーナ」爆発的に膨れ上がる魔力が大地に潜り、凄まじい勢いで土砂流が森の木々を粉砕し、途上にいたガーフへ襲いかかる。オットーは生涯扱えないはずの魔法を行使し息を切らした。

しかし収まった土砂流の中からボロボロの状態のガーフが出てきた。そしてオットーは「やれるだけのことはやりましたかね」と言うとガーフは「じゃあな起きた頃に全部片付いて」と言うと「僕の個人戦はここまでってことにしましょう」まだ何かあると思わせる発言にガーフは周囲を警戒する。すると上からラムが突如現れ「エル・フーラ!」とガーフに魔法を叩きつける。しかしガーフの踏み込みが大地を引っ剥がし魔法の威力を鈍らせ回避する。

クレマルディの迷い森の攻防戦

ガーフはラムになぜそっち側についてるのか聞くと「主の悲願の為に全霊を尽くす。ただしラムのやり方で」と言う。ガーフは「なんだっててめぇら必死に足止めすんだ?ここで俺様を止めてる間に何がどうなってんだ」と言うとラムは「正直バルスの何にそこまで期待するのかラムにはわからないわ。お茶一つ淹れられない無能なのもガーフと同意見だもの」「ただバルスはここ一番の時、妙にタイミングのいい男だわ」と言う。

そしてもういいとガーフは獣化して大虎になる。しかしラムは散歩をするようにガーフに向かって歩きだす。そして獣爪をかわし下顎に拳をぶち込み砲弾めいた威力で高々と吹っ飛ばす。「殴り合いでラムに勝てたことが一度でもあったかしら?」そう言って再度拳をぶち込む。オットーはこれはいけると思った時、ラムの額から激しく血が流れた。早すぎる限界にラムは奥歯を噛む。角と折れた身で血の覚醒を促せば即座に限界が来るのはわかっていた。それでも条件を整えて短期決戦に持ち込めば負けないつもりでいた。

ラムがやられそうになる直前、オットーは加護の力で理性をなくした獣に向けてその細い喉からは考えられない獰猛な咆哮、獣の言葉で話しかけた。一瞬生まれた隙にラムはかわすも逆にオットーが突進を食らって茂みに吹っ飛ばされる。そして殴り合いの最中に注ぎ続けたマナが杖の先端で光る。「アル・フーラ」凄まじい光が膨れ上がり風を浴びる凶獣が大口を開け空に咆哮が轟く。そしてクレマルディの迷い森の攻防戦は終結した。

膝を抱えて蹲るエミリアを見つけてスバルは場違いな安堵を得ていた。そしてエミリアは「スバル私のこと怒ってもくれないんだ、どうして怒ってくれないの」「私勝手なことしたでしょ?そんなの怒って当然」と言う。スバルは「君を怒らないのはそんな風に思ってるからじゃなくて」と言う。しかしエミリアは「それならどうして約束守ってくれなかったの?朝まで手を握っててってお願いしたのに!」「スバルもパックも約束破ってどこかいっちゃう嘘つき嘘つき」「約束破るのはダメだってそうじゃなきゃ私…母様とジュースに…」そう言うエミリアにスバルはどうすべきかスバルの想いは伝わるのか。

初めての悪意と嫌悪

スバルの知る限り一番の心に届く言葉をーー「エミリア俺は君が好きだ」この場には不釣り合いな言葉だった。エミリアは「え?」と聞き違いかと顔を上げる。そして「毎夜毎夜おんなじ試練に何度も突っかかりやがってたかが過去だろうが。過ぎた事にいつまでもうじうじしてるんじゃねぇ」「代わりにやってやろうとすりゃ私がやらなきゃいけないことだからなんて意地張りやがって。それでクリアできるならともかく結果失敗じゃ口先ばっかじゃねぇか」「挙げ句ペット兼保護者がいなくなったら自分一人じゃまともに立って歩けねぇ。大泣きして心配かけて役目も放り出してふて寝かよ。いい加減付き合いきれねぇぜ」これまで一度もスバルがエミリアに向けたことのない悪意と嫌悪にエミリアは乾いた笑みを浮かべる。

酷いこと言われても仕方ないというエミリア。それに「確かにこんだけ失敗続きで改善の兆しも見えない。どうにかしてやろうってよりどうにかなっちまえって気分になるのも当然だ」「けど俺は君が好きだよエミリア」と言う。なんで急にというエミリアに「超綺麗なその銀髪も潤んでて宝石みたいな紫紺の目も聞くだけで夢心地になれる声もすらっと長い手足とか色白の肌も好き、一緒にいるだけでドキドキが止まらなくてもうヤバい。ちょっと抜けてるとこも好きだしなんでも一生懸命なとこ可愛いし誰かのために必死になれるとこ尊敬してる」と言う。

エミリアは「なんで急にそんな事言うの!そんな話してなかったじゃない!スバルは私がダメだって見てられないって」それに対し「ああそうだな、あんだけダメなとこ見せられりゃ愛想尽かして当然だ。俺だって普通は見捨てて逃げ帰る所だよ。それがエミリアでないんなら」と言う。エミリアは「ダメだって救えないってわかってるのにどうしてダメな私を許すの!」と言うも「その答えだけならもう何度も言ってる俺が君を好きだからだよ!」

「おれは君にぞっこんだ。天使でも女神でもない普通の子で辛くて泣きたくなることだってあるし嫌なことから逃げたくなる気持ちがあるのもわかってる。でもそんな弱い所とか含めて丸ごと好きだ」しかしエミリアはそんなの勝手すぎると言う。「あんな風にダメってたくさん言ったくせにそれでも好きなんて信じられるわけない」と言う。「違う!頭っから間違ってんだよ!何がどうだから信じられる、だから好きだ。そうじゃないんだ。俺は君が好きだ。だから信じられる。こうだ!」と言う。

信じる理由

しかしまだエミリアは「好きってだけで信じる理由にならない!」と言いスバルは「好きってだけで信じられねぇんなら誰が好き好んでお前みたいな面倒な女のためにこんな苦しい思いまでして助けに来なきゃならねぇんだ!!」と言う。「お前が好きだ!頭がおかしくなるぐらい死んでもいいぐらいお前が好きだ!だから痛いのも苦しいのも我慢して今も吐きそうなのにお前の前に立ってんだ!」と言い、エミリアは「そんなことお願いしてない!勝手なことばっかり言ってスバルこそ私の気持ちなんてなんも考えてくれてない!」と言う。

スバルは「わかるもんかよ考えもしてねぇ!俺が考えてんのはお前の前でカッコつける方法ばっかだ!どうすりゃお前に一番良く思われるか…人があれこれ苦労してんだ。少しは思い通りに可愛い顔しろよ!」「お人形みたいに言わないで!喜ばせようってそう思ってくれるならなんで約束破ったりするの!私のこと本当は嫌いなんでしょ!」「好きだ!」「嘘つきぃ!」「嘘じゃねぇ!お前が好きだ!お前の方こそ俺のことどう思ってんだ!思わせぶりな態度ばっか取りやがってお前が可愛い顔して脈あるみたいな態度する度俺がどんだけ心揺らされてると思ってやがんだ!ふざけんな!」「ふざけてないもん!普通にしてるのに今考えることがたくさんあって大変なのにそんなこと考えてられない!」と言い合う。

「どうして約束を破ったの?」「言えねぇ」「約束は守ってくれない。破った理由も教えてくれない。それでどうしてほしいの。好きだって言ってくれるならちゃんとそうしてよ!」「パックがいなくなって記憶がちょっとずつ戻ってきたの。この記憶全部戻った時私どうなるの?」そんな時『大事なのは最初でも途中でもなくて最後なんだから』スバルの脳裏に響いた声があった。

「エミリアがどんな思い出を思い出しても何も変わらないよ。お前が好きだ」「信じられない。スバルが好きだって言ってくれる私いなくなってもまだそんな風に…」「言える。たとえ何がどうだろうと君はいなくならない。俺は君が好きだ」「嘘つきのくせに信じさせてくれなかったくせに…」「なら信じさせてやる」

大事なのは最後

想いを伝えられるのは言葉だけではないと。だから「嫌ならよけろ」吐息すら二人の間を遮れないほどの距離。エミリアの肩に手を伸ばしスバルは彼女の顔に顔を寄せる。エミリアは戸惑いを浮かべ硬直する。エミリアは目を閉じた。エミリアにとっては初めての口付け。スバルにとっては彼女との二度目の口づけ。冷たい死の味がした一度目とは違う。熱い命の味がした。

「お前が好きだ。どんなにダメなとこ見てもそれでも俺は変わらずエミリアを好きなままだ。だから俺は君のことをずっと信じてる。どうしてかっていうなら」「好きだから」とスバルの言葉を引き継いでエミリアが言う。「知らない記憶が溢れてきて不安に思って当然だ。でも歩いた道は消えないエミリアは大丈夫だよ」「どうしてそんな風に言えるの?」「大事なのは最初じゃない、最後だからだ。俺の世界一尊敬する女の人が言ってた」普段は察しが悪いくせに世界一大事なことを教えてくれるお母さんに。宿題の答えはわかったわけではないけれど、わかっていきたいと思うから。一緒にわかっていけたらとそう思いたい子が目の前にいるから、と思う。

そして二人は墓所を出る。「よお待たせたな」そこに血で全身を赤く染めたガーフが待ち構えていた。スバルはガーフが墓所に現れるのは想像していたが、傷だらけなのは想定外。その原因は「オットーの野郎やっぱり無茶やらかしやがったな」とスバルが言う。「見くびってたぜあんだけやれる奴たぁ思わなかった。おまけにラムまで口説き落としやがって」「ラムがオットーと?」非戦闘員の二人はどれだけ奮戦したのか。恐らくは時間稼ぎの為に。

ラムとオットーはどうしたかと聞くと「俺様がここにいるってのが答えだと思わねぇのか?」と言う。「殺してないんだな?」「生き死には関係ねぇんだ。ここで俺様が墓所の入口を潰してそれでしまいにしてやれば」スバルには殺さない言い訳探しに聞こえた。

「過去に見た痛みは本物だ。でもそれもひっくるめて俺は呑み込んだつもりだ」「俺は魔女に感謝してる。過去に向き合えてよかった」スバルの魔女への感謝はエミリアにもガーフにも理解できまい。二人にはスバルが試練に挑んだことは話していない。

俺が結界

「ガーフィール、お前は自分を置き去りにした母親のことを憎んでるのか?」スバルの問いかけにガーフの顔が劇的に変わる。「お前が見た過去のことを断片的に知ってる。お前とフレデリカの母親はお前らを置いて聖域を出た。それを見てどうした?」「フレデリカは聖域を出た。お前が聖域を開くって信じて外の世界に。ここの人達の居場所を作る為に。お前は中で何してたんだ?」「母親を奪っていった外の世界が憎いからお前は聖域を閉じたままにしたいのか。ここで傷つきたくないから!」と言うと「てめぇに何がわかる!」と言う。

スバルはお前の本音はお前しか知らない言わなきゃわからないと言う。「お前達を捨てていった母親が憎いなら今すぐ外に飛び出して復讐でも何でもしろ!中に入った俺達に当たるな!そうなんだろ?当たりなんだろ!?お前は家族が嫌いなんだそうじゃなきゃ…」「違う!俺様は…」「お前は本当はどう思ってたんだ!それを言ってみろよ!」するとガーフは「幸せになってほしかった…!」と言う。

「邪魔だったんだろ!俺は姉ちゃんが幸せになるのに邪魔だったんだろ?」「当然だ!俺や姉ちゃんは捨てられた。望んだわけでもねえガキでおまけに混じりなんだ。そんなの外で生きてくのに邪魔になるに決まってる!だから恨んじゃいねぇよ。母さんは幸せになりに外に出てったんだ!」「けど俺は見た。婆ちゃんに黙って入った墓所で俺達を置いて出てった母さんが出てすぐ崖崩れに巻き込まれてそのまま…」「死んじまったんだよぉ幸せになれなかったんだよぉ」「悲しい思いも捨てられた寂しさもその幸せの為に意味があったんだって俺にそう思わせてほしかった!俺に母さんを憎ませてほしかった!」そして母親への想いは行き場を失いガーフの心は聖域の中に閉じ込められた。

「外の世界なんか絶対に行かせねぇ。誰も母さんみたいな思いはさせないから。俺が結界になるんだ!本物の外と内を分ける結界に!」そしてガーフが大きく背後へ飛び草原の中央に四肢をついて着地する。スバルは「大丈夫だエミリア」そう言う。「お前を徹底的にねじ伏せて教えてやる。お前は優しい大馬鹿野郎ってことをな!」そしてガーフが理性なき凶獣へと化して咆哮する。

マナを吸い上げる精霊

そしてガーフがスバルに飛びつこうとする時「シャマァァァァク!」と叫び闇がガーフの命を刈り取るはずの爪は届かず、直後致命的な衝撃が自分の体の一番奥を破壊したのをスバルは自覚した。フェリスに二度と魔法を使えなくなるかもしれないと念押しされ、使うなと言われたゲートの酷使。

そして狙いは一発で決まった。発動した闇の魔法は巨躯を覆いきれていない。人生最後の魔法でこの程度。おかげでがら空きになった右肩に一直線。「俺の土俵まで降りてこいガーフィール!」スバルは掌に握り込んだ青い輝石を力いっぱい叩きつけた。

光を放つ輝石は周囲のマナを喰らい尽くし凶獣を包み込む闇をも己の糧としていく。そして輝石を押し付けられたガーフも例外ではない。黒煙が晴れた時、そこにいたのは人間大に戻っていくガーフだった。信じられない事に驚愕するガーフ。「これは姉ちゃんの石、けどなんで…この石に何のからくり仕込んで」と言う。

「僕のアシストはここまでだよ」光を点滅させる輝石がそんな風に笑いかけてきた気がした。「口が利けないでぴかぴかやかましい奴だ!」「見てろエミリア」そしてガーフに向かい「俺達総掛かりにお前が追い込まれてるみたいに一人じゃどうにもならない時が必ずくるぜ。明日にでも今このときにも」「ぶっ倒されろガーフィール。数の力を思い知れ」そして二人は殴り合いに。今もその体からマナを吸い上げる輝石が殴り合いに助力している。

「いつだって!どんなときだって!変わりたいと思った時がスタートラインだろうが!!」「また顔を上げて歩き出すのを誰がどうして諦めろなんて言えるんだ」「そうだろガーフィール」「そうだろエミリア」「そうだろレム!!」そしてスバルのものではない力が体の奥底で蠢き産声を上げる。生まれ出ることを祝福するように。ガーフは叫び爪を振り上げる。多くに目をつむり、未来に目を背けスバルと向き合わない彼はだから気づけない。自分の飛び込む先に『見えざる手』が待つことに。

クウェインの石は一人じゃ上がらない

「なんて印象の悪ぃ新技だ」その顎の先端に狙いを定めた。それだけで良いと心で理解した。そしてそこへ全力をぶち込んだ。不可視の一撃は拳の形を取り、ガーフの顔面を撃ち抜いて空へ突き上げた。それを見届けた直後、スバルも膝をつきごっそりと自分の中から何かが抜け落ち魂が削られる苦しみにえずく。

今度こそ頑丈なガーフでもと思った時、まだ二本の足で立っていた。スバルは参ったとここまでされちゃ認めるしかねぇと言う。ガーフは「もう、誰にも」とふらつきならがスバルへと近づく。そして全神経をスバルにぶつける気だ。だから気づかない。音を立てて近づく地響きに。「これでしまいだ、ァ!?」トドメの一撃を加える直前、パトラッシュがガーフを思い切りぶっ飛ばした。地面を二度三度と跳ねて大の字になる。その体は今度こそピクリとも動かない。

「どうだガーフィール。これが数の力だ」そして動けない体でガーフは絞り出す。「もっと他に言い方が、あんだろォが…」「じゃあ皆の想いを束ねた絆の勝利だ」スバルがそう言うとガーフは「はぁ…クウェインの石は一人じゃ上がらないってことかよォ…」そう言い残してついに沈黙する。そして「やっとそれらしい格言が聞けたな」とスバルが言い倒れ込む。

パトラッシュの声が空へ響き渡る。パトラッシュは聖域に来た初日にガーフに完敗していた。その雪辱を虎視眈々と狙っていた。そしてそれを成し遂げた。そしてエミリアは即座に治療しなくちゃとスバルを治療する。オットーと彼に背負われたラムが合流したのはそのあとすぐだった。

そして自分の存在の奥深くにそれは根を張り存在を主張していた。『不可視の一撃』『見えざる掌』『知覚外の衝撃』いずれも聞こえが悪いが二番煎じ。これはスバル以外に見えぬ腕。故に「不可視なる神の意思インビジブル・プロヴィデンスと名付けよう…」そう薄目を開けてエミリアの膝で目を覚ます。

勝者と敗者

スバルは早く探してやらないと森でオットー達が死んでるかもしれねぇからと言うも近くにオットーがいた。そしてスバルはオットーに頭突きを食らわす。「お前のアシストがなかったらガーフィールをやっつけられなかったかもだし感謝してないでもないんだからねっ」と言う。なんにせよ無事でよかったと言いラムの事を聞くと見た目ほどひどい状態じゃなかったと言う。

そしてどうやってラムを口説き落としたのか聞くと、それをスバルに話さないことが条件の一つだとか。そしてエミリアがパトラッシュの鼻先を優しく撫でていた。意外な交流にスバルは良い光景だと言う。そしてスバルがパトラッシュに近寄ると尾を振られ、触るのを拒否した。オットーが通訳いりますか?と言うとスバルは「これはさすがの俺でもわかる。心配させないでよ、だろ」と言う。オットーは「ついでに調子に乗らないで、次はないんだから、こっちの身になりなさい、あたりが追加で入ってもいい感じの怒り具合」だと言う。そしてパトラッシュは今度こそスバルの手を受け入れてくれた。

一方ラムはガーフの面倒を見ており、エミリアは邪魔しないほうがいいと言う。ガーフは目覚めて最初に見たのはラムの顔だった。「とっととどきなさい。いい加減足が痺れたわ」と言われ驚いて飛び退く。ラムに膝枕されていた。ラムは「ガーフあなた馬鹿なんだから考えるだけ無駄よ。理性投げ出して獣化しろって言ってるわけじゃないわ。言っておくけど獣化すると考えるより馬鹿になるわよ。何も考えずに頭空っぽで戦ったほうがずっとマシね」「次は気をつけなさい。今後はラムやエミリア様の為に戦っていくんだから」それを聞いて「ざけんな!こんだけやらかして敵対してこっちの思惑踏みにじりやがったってのにそれでも俺様を許して俺様に許せってのかよ」という。ラムは「馬鹿言わないで許さないから尽くせって言ってるのよ。許して対等になったらお願いしなきゃならないじゃない。ラムが勝者でガーフが敗者。おとなしく従いなさい」「めちゃくちゃだぁ!」とガーフは地べたに踵と叩きつける。

「負けたのは認める。けどなぁ認めるのと降りるのとは話しが別だ!俺様は今もピンピンしてる!俺様の都合抜きでやりてぇなら俺様をぶっ殺しとくべきだったんだよ!何なら今から続きをやっても…」「つべこべうるさい!」

ガーフィールの試練

「負けたでしょう。いつまでもうだうだと好きな女の前でどれだけ惨めになれば気が済むの」しかしガーフは負けたのは認めても間違ってたとは認めてないと言う。ラムは半端に留まっていたくないなら立ち止まっていないことを証明すればいいわと試練を勧める。そしてガーフは覚悟を決める。ラムは「まぁ大丈夫よガーフ。泣くほど怖い目に遭ったらラムが慰めてあげるわ、古い付き合いのよしみでね」と言う。

そうして10年ぶりに墓所へ入る。ガーフの地霊の加護の効果は絶大、既に墓所を壊すだけの力は取り戻している。それを止める術は外にいるラム達にはない。つまりガーフが墓所を壊すことはないと確信している。そして最奥で『まずは己の過去と向き合え』声が聞こえた。

10年前の聖域にいた。一人はリューズ、もう一人はフレデリカ、そして幼子を抱いた女性、母親。「このクソだらぁ!」幼い自分の笑顔に爪を突き立てるも過去に干渉はできない。そしてリューズが「どうしても行くんじゃな」と言い母親が「ええ、いきます。リューズ様にはご迷惑をおかけしてしまいますけど…」と言う。「別にそんな事は気にしやせん。問題はこの子らの気持ちじゃ」すると「お母様わたくしは…」とフレデリカが言う。「ごめんねフーちゃんあなたにもたくさん心配をかけちゃうわよね」「いいんです、わたくしは大丈夫。でもガーフが可哀想で」「一緒に行きたいけどお母さんドジだもの。きっとガーちゃんに大変な思いをさせちゃうわ。フーちゃん、お母さんの子なのにしっかり者だからお願いね」と会話する。

そしてこれを二人にと自分の首に提げていた輝石の首飾りを外す。使徒とは関係ない。綺麗だから付けていた。そして綺麗で愛おしいものだから可愛い息子と娘に贈り物として渡す。そのことだけでガーフはずっと石を手放せずにいて。

「ガーちゃん、お母さんいってくるわね」「きっとあなたのお父さんを連れて戻るから。それまで待っていてね」愛情に満ち溢れた瞳と思いやりに溢れた言葉。何度もガーフの額に口付けする。そしてようやくリューズに手渡しフレデリカと抱き合う。

変わった過去

これはなんなのか、ガーフは呆然とその場にへたり込んだまま見つめていた。十年前何にもわかっていなかった自分が目にした試練は過去はもっと救いようがなかったはず。だって母は自分と姉を捨てて自分の幸せだけを求めて出ていったはずだった。

「お母様はわたくしのこともガーフのことも愛してくれていましたわ」跪くガーフに声をかけたのは幼い姉の姿だった。干渉できないはずの過去に驚く。世界は静止しており自分と姉だけが動いていた。「家族の為にお母様は聖域を出た。そのことに不満があるんですの?」「ふざけんな!愛されててそれがなんだよ!」「愛していて愛されていてそうだったと思い知ってしまったら聖域に残る選択をした自分を正当化できなくなりますものね」

「知らねぇくせに!母さんがこの後!」「知らないはずないでしょう」「お母様が聖域を離れてすぐに不幸に見舞われたならそれを聞かされないはずがないでしょう」「だったらなんで…」「それを幼いあなたが聞かされなかった理由はわかるでしょう。あなたはもう幼い子どもではないのですから」

母に何があったのかフレデリカやリューズもきっと知っていた。幼くあり続けた自分だけが知らなかった。墓所の試練を見なければきっと今も知らないまま。「お母様に愛されてた事本当は覚えてないでしょう」「額の傷はお母様の口付けを忘れたくてなかったことにしたくて付けたのでしょう」「過去が終わりますね」そして世界が徐々に形を失いつつあった。

どうしたらいいというガーフに「まったくこんな小さいお姉ちゃんまで頼らなきゃ答えも出せませんの?」「ガーフはどうしたいんですの?」「俺様を必要としてる奴らに求められてることをやりてぇ」「どうしてそんな風に思うんですの?」「そいつらが思い出させてくれたからだ。母さんが俺を愛してくれてたことを」次の瞬間世界は薄れ家族は彼方へ消えた。

そして墓所からガーフが出てくる。そこにはシーマと、それとは別に今はリューズ・デルマであるリューズも合流していた。

ラブレター

「ガー坊ワシは…ワシらは…」と言うリューズ。「似合わねぇ面してんじゃねぇよババア達…心配かけて悪かった」と言う。そしてラムがどうだったのか聞くと区切りはつけてきたつもりだと言う。そして「俺様が試練に納得できたのは多分てめぇのおかげだ。ありがとよ」とお礼を言う。「いいか?確かに俺様は負けた!試練の結果も変わった!けどなぁてめぇらの全部が正しかったかどうかってのはこっから証明してかなきゃいけねぇんだ!ここが開かれてババアたちが不幸になったら容赦しねぇ!」「だからてめぇらが口だけ野郎じゃねえってとこを俺様がこの目できっちり見届けてやらぁ!せいぜいうまくやれや大将!」と言う。

スバルは大将って俺たちのてっぺんはエミリアなのにと言うとガーフをやっつけたのはスバルだからガーフの大将はスバルだとエミリアが言う。そしてラムが男兄弟ができたみたいな気分なんでしょう年上なんだから多めに見なさいと言う。するとスバルはガーフが年下だというラムの発言を聞き逃さず聞き返す。するとラムはガーフは今年で14歳だと説明する。ガーフが大将呼びしたことやこれまでの発言や行動、世界最強の男と言い放った事実を思い返し「中二じゃねえか!」と叫ぶ。

そして次にエミリアが墓所に入る事に。そしてエミリアがスバルに墓所での事を言い試練と他のたくさんの事が終わったらゆっくりお話ねと言う。スバルはその出来事を回想して顔を赤くする。そしてエミリアは試練に向かう。そしてガーフが大将にちっとばかし謝らないといけねぇことがあると言い、墓所の奥に入った時に大将が必死こいた結果を見たと言う。スバルはすぐに心当たりに気づき顔が真っ赤になる。「しまった!忘れてた!お前が先に墓所に入る流れになるとか想像してなかった」と言う。しかしガーフは「けどあれ見て思ったぜやっぱ大将は底なしの大馬鹿野郎だが負けた相手が大将でよかったてなぁ!」と言う。

そしてエミリアは意を決して試練の石室に入る。そして「スバルのバカ」と呟く。壁には色々な表情のパックの絵と「がんばれ」「だいすき」「おうえんしてる」などたくさんのエミリアへの想いがイ文字で刻まれていた。そしてエミリアは気付く。スバルに時間があったのはエミリアの傍を離れて絶対に話してくれなかったその時間だけだった。約束を破ってしたことだった。愛おしむように文字に触れる。そしてあれだけ恐れた試練が来る。しかしエミリアの唇は綻んだままだった。

そして「やあ、ここ数日は本当に千客万来だね」とエミリアの記憶を頼りに再現された森にエキドナの姿があった。「あれだけ醜態を晒してよくおめおめと顔を出せたものだね」「挫折して泣きじゃくっても慰めてくれる男に媚びて許しを得るふしだらな女め。何度も何度もボクだけの世界を汚す恥知らずめ。どうか言ったらどうだい、魔女の娘」と言う。

魔女はエミリアが試練に挑む事も乗り越えることも望んでいない。これがスバルの言ってたやってやらなきゃなんだ。だからエミリアはスバルが啖呵を切る時にしていたように手を上げて指を天に突きつけた。

「私の名前はエミリア。エリオール大森林で生まれた氷結の魔女」

そして天を射抜いた指を魔女に突きつける。

「同じ魔女になんて屈してあげない。私面倒くさい女だもの」

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9〜15巻(4章聖域編) 16〜20巻(5章水門都市プリステラ編)
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その他ネタバレ考察
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木曜
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